- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062731560
感想・レビュー・書評
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文庫裏表紙のイントロダクションにも書いてあるが、やはりショート・ショートの醍醐味はほんの数ページのストーリーに突飛な設定や意外な展開、そして最後のどんでん返しに尽きると思う。今回63編中、確かにそういった作品は見られたが、まだ消化不良の作品が多い。
つまりは選者のセンスとマッチするが、一般読者のそれとはずれている、その乖離がまだ認識されていないのだ。
一例を挙げれば、ラストの「ベルリンからの手紙」。これなんか金出して読む代物じゃないぞ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■書名
書名:ショートショートの広場〈12〉
■概要
目からウロコミニミニ小説集!
面白くて、やがてビックリさせられる。娯楽の時限爆弾セット完了!
ほんの数ページのストーリーに、面白さのスパイスをたっぷりきか
せたショートショート。誰も考えつかないような突飛な設定、読み
だしたら止まらない意外な展開、ラスト1行でのドンデン返し。日
常の喜怒哀楽とはひと味違う感動が人生観を変えるかもしれない。
短編小説の名手が厳選した全63編への選評付き。
(From amazon)
■感想
いつも通りの安定感。
何も読む気が起きないけど、なにか活字を読みたいな~と思う時
(そんな時が全員にあるのかな?)に読むといい本です。
一話一話が短いので隙間時間で読めます。
これ、一話5円ぐらいで電子書籍で売った方が確実にもうかる気が
しますが、如何なんでしょうかね。
それか、本編無料でオチの部分だけ5円で売るか。 -
ブッククロッシングの本。電車の中で読むにはいい本だ。
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初版、古本屋で150円で購入。楽読、線引きなし。
ショートショートと言えば星 新一というイメージがあるため、この本に入ってる様な たった数行のショートショートもありなんだな、と改めて気付かされた。
面白い作品ばかりではなかったが、中には思わず吹き出してしまうモノもあった。150円でオトクだった。
ただ、次の2作品,
・「たずねびと」
・「旧盆の出来事」
だけ、何度 読み返してもオチが理解できなかった。
誰か、教えて下さい>< -
昔からそうなんだけど、前にもまして投稿ショートショートに、当たりはずれが多くなってきた。
ショート所とはぶつ切りになっても平気なので、待ち合わせの暇つぶしなどにはもってこいの本。かも。 -
あっと思いがけない結末が心地よいです。個人的には『ホワイトメモリーズ』が好きですね。
同じようなこと会社でやってしまったばかりなので・・(笑) (2002.10.25)