ショートショートの広場 12 (講談社文庫 あ 4-27)

著者 :
制作 : 阿刀田 高 
  • 講談社
3.17
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本棚登録 : 90
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062731560

感想・レビュー・書評

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  • 文庫裏表紙のイントロダクションにも書いてあるが、やはりショート・ショートの醍醐味はほんの数ページのストーリーに突飛な設定や意外な展開、そして最後のどんでん返しに尽きると思う。今回63編中、確かにそういった作品は見られたが、まだ消化不良の作品が多い。
    つまりは選者のセンスとマッチするが、一般読者のそれとはずれている、その乖離がまだ認識されていないのだ。
    一例を挙げれば、ラストの「ベルリンからの手紙」。これなんか金出して読む代物じゃないぞ。

  • ■書名

    書名:ショートショートの広場〈12〉

    ■概要

    目からウロコミニミニ小説集!
    面白くて、やがてビックリさせられる。娯楽の時限爆弾セット完了!
    ほんの数ページのストーリーに、面白さのスパイスをたっぷりきか
    せたショートショート。誰も考えつかないような突飛な設定、読み
    だしたら止まらない意外な展開、ラスト1行でのドンデン返し。日
    常の喜怒哀楽とはひと味違う感動が人生観を変えるかもしれない。
    短編小説の名手が厳選した全63編への選評付き。
    (From amazon)

    ■感想

    いつも通りの安定感。
    何も読む気が起きないけど、なにか活字を読みたいな~と思う時
    (そんな時が全員にあるのかな?)に読むといい本です。

    一話一話が短いので隙間時間で読めます。

    これ、一話5円ぐらいで電子書籍で売った方が確実にもうかる気が
    しますが、如何なんでしょうかね。

    それか、本編無料でオチの部分だけ5円で売るか。

  • ブッククロッシングの本。電車の中で読むにはいい本だ。

  • 初版、古本屋で150円で購入。楽読、線引きなし。
    ショートショートと言えば星 新一というイメージがあるため、この本に入ってる様な たった数行のショートショートもありなんだな、と改めて気付かされた。
    面白い作品ばかりではなかったが、中には思わず吹き出してしまうモノもあった。150円でオトクだった。
    ただ、次の2作品,

    ・「たずねびと」
    ・「旧盆の出来事」

    だけ、何度 読み返してもオチが理解できなかった。
    誰か、教えて下さい><

  • 昔からそうなんだけど、前にもまして投稿ショートショートに、当たりはずれが多くなってきた。
    ショート所とはぶつ切りになっても平気なので、待ち合わせの暇つぶしなどにはもってこいの本。かも。

  • あっと思いがけない結末が心地よいです。個人的には『ホワイトメモリーズ』が好きですね。
    同じようなこと会社でやってしまったばかりなので・・(笑) (2002.10.25)

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