ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735391

感想・レビュー・書評

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  • 前半は面白かった。

  • 相変わらず面白いとは思うが、ちょっと冷静に読めだしてきた。ST5人全員を活躍させるのって難しいよね。一作がそう長いわけでもないし。今回は山吹が活躍してたけど、黒崎なんか性格のせいもあるだろうけど、すんごいちょいちょいの出番だし。あとみんなイマイチ専門分野の力を発揮ー!という感じでもないような。と、こんな風に書きつつもやっぱり面白いんだけど。
    1人1人メインで活躍を描いたスピンオフ?の方が気になる。

  • 山吹さん、青山さんの活躍に赤城さんの味ある参戦。
    黒崎さんと翠さんの嘘発見器コンビ。
    相変わらず素直じゃないけどしっかりアシストの菊川さんほか、新たなベテラン刑事たちも加わって、ちょっぴり不器用な百合根さんが助けられていくのが何とも心地よい。
    不動で沈着冷静のイメージの強かった山吹さんが一か八かの大勝負!というのも何とも面白い。

  • もっと5人の能力が発揮できるような展開を期待する。先が読めてしまうのは残念。

  • 星3.5
    今野敏って ほんと今の世の中で問題になってるモノとか 現象とかを取り入れるのが上手い。

  • 科学特捜班に所属している者は捜査員ではない。
    あくまで技術吏員である。
    けれど彼らは専門の知識と能力を活かし、解決の糸口を探ろうと事件と向き合う。
    特捜班の面々が個性的すぎて、STのまとめ役である百合根がかすんでしまいそうな気もするが、負けないくらいに百合根自身も個性の強い人物だ。
    自分では少しも気づいていないが、特捜班の中に徐々に溶け込みつつはある。
    ST解散の危機をどう切り抜けるのか。
    中間管理職の悲哀を漂わせつつ、百合根は空気も読まずに暴走する場面も。
    STメンバーの話についていけないことも度々。
    疎外感を味わいつつ、彼らと共に行動する姿はちょっと哀れで可愛らしい。
    捜査員としての経験もほとんどない百合根はピント外れの発言も多いけれど、STの重要な要となっている。
    黒崎と翠の「人間嘘発見器」コンビや、あっという間に鑑識の中心になって検死に加わってしまう赤城など、優秀だけれど一癖も二癖もあるメンバーたち。
    それぞれの専門分野を繋ぎあわせ推理を進めていく過程は、読んでいても面白かった。

  • シリーズ2作目、フグ毒、女子アナ、自己啓発セミナー

  • 過程がわくわくした。

  • 読み始めるまでは決心がなかなかつかなかったものの(笑)、一旦読み始めたら、あっという間に惹かれて電車を降りたくないほどでした。チームワークが光るこの巻でした(^^) 早く次読もうっと。

  • え? これで終わり?? ってくらい、最後が早い。

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著者プロフィール

1955年北海道生まれ。上智大学在学中の78年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、08年『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞を受賞。

「2023年 『脈動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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