聖ヨゼフの惨劇 (講談社文庫 ふ 48-4)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062735445

作品紹介・あらすじ

15歳の少年ヴィドックは、生きて出られぬ苛烈な監獄に送り込まれた。不思議な美少女との逢瀬を重ね脱獄の機会を窺ううちに、開かずの礼拝堂に行き当たる。幽霊に取り殺されるというのは本当か。革命派と王党派がしのぎを削るフランスを舞台に展開する波乱万丈の歴史ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • なかなか刺激的なタイトルだけど、読んでみるとそこまでではない。少年囚人ヴィドックが実在していたということがすごくそそられる。実際にこんなだったのかは分からないけど、きっとこんなに頭の切れる少年だったのかなと思うと愉しい。人生を生き抜く選択が出来るのも天性のものだろうな。

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著者プロフィール

長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。青い鳥文庫ではKZのほかに「妖精チームG(ジェニ)」シリーズ、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。

「2019年 『探偵チームKZ事件ノート 特装版 校門の白魔女は知っている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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