- Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062736589
感想・レビュー・書評
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短編なのでスラスラ読み進めることが出来るが、ホラー要素は合わなかった
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「肝だめし」と「目撃者」が良い。
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「Mの犯罪」みたいな実在の事件と絡めて書く内容が好き。
折原さんの作品は、いつもつい最初から叙述トリックだとかかって読むから、犯人も別角度から出てくるのではとひねって読んでしまう… -
他の方のレビューにもあるように、私も折原一には短編の方が合っているように思う。
人間の狂気を書かせたら天下一品。 -
2014/2/11 読了
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折原一の短編集。
個人的にはこの人の作品は短編のが好みだと感じた。
無理矢理でも最後にわかりやすくひっくり返してくれる
作風は読みやすさもあってか実に爽快。 -
表題の耳すます部屋と、真夏の誘拐者が叙述系でおもしろかった。
あとはなんだこれみたいなのもあった。
眠れない夜のためには半分ギャグ漫画みたいなところもあった。
短いページの中に書かないといけないんでどうしてもそうなるでしょうけどね。
短編集なのでちょっと時間の空いたときに読むのに適してるかな。 -
うまいんだよなー。
こうかな?こうかな?と思わせてぎりぎりまで引っ張って、
思い切りその予想の斜め上を行くのがこの人。
タイトルにもなっている作品もそう。
もうそれしかないでしょう?っていう思わせぶりな描写に、
いやきっと何か別に?と読み進み、
見事に技ありになるカイカン!
長編もいいけど本当に短編も、贅沢に堪能しました。
これも本棚に残し、決定。捨てられないや。