田中角栄・真紀子の「税金逃走」 (講談社文庫 た 93-1)

著者 : 立石勝規

• 講談社 (2004年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[jpomega2020さんの感想 · 2024年5月4日]

⚫︎まあまあかな。やはり脱税物は数字を追っていかないといけないから理解が疲れる苦笑
⚫︎しかし、脱税の本質は収入の過小か、支出の過大、もしくはその両方のみというのはよく理解できた。枝葉を取れば幹が見えてくる。
⚫︎一部繰り返し表現が多いというか、実にくどい。強調したいんだろうが、思いが前のめりすぎてちょっと引くね
⚫︎角栄はあれだけ演説していたけど、失言は全然なかったというのはすごい。今の政治家に爪の垢でも飲ませてやりたいね。
⚫︎もうあんな政治家は二度と出ないんだろうなあ…

[H.Satoさんの感想 · 2009年7月28日]

福田や池田のように大蔵官僚出身でない角栄が選挙資金を大量に手に入れるにはウラの手も使わざるを得なかったのだろう。そんな知恵ある角栄を誰が責めることができるだろうか。