歴史・時代小説ファン必携 【絵解き】戦国武士の合戦心得 (講談社文庫)

著者 : 東郷隆 上田信

• 講談社 (2004年10月15日発売)

感想・レビュー・書評

[(ΦωΦ)ﾌﾌﾌ…さんの感想 · 2007年12月25日]

戦国時代に詳しくなれる。例えば切腹にも一文字腹、十文字腹、南部腹など様々なやり方がある。こういった知識を合コンで使えば一目おかれることも間違いない。とても便利な本だと思う。

[佐々木健さんの感想 · 2007年5月2日]

まあ、現代に生きるのに全く役に立つ本ではありませんが、戦国時代を知るのに良い本です。

[棚主さんの感想 · 2007年1月12日]

イラストが多く、読みやすい文章なのでとても判りやすい本。
組討の仕方、切腹の仕方、槍や刀での戦い方等々詳しく載ってます。面白かったのが槍の使い方で荷物運びや梯子はともかく、物干しに使われていたことに衝撃を受けました。それと素人の槍は突いて戦う武器ではなかったということにも驚きました。

著者プロフィール

東郷隆／横浜市生まれ。国学院大学卒。同大博物館学研究員、編集者を経て、作家に。詳細な時代考証に基づいた歴史小説を執筆し、その博学卓識ぶりはつとに有名。1990年『人造記』等で直木賞候補になり、93年『大砲松』で吉川英治文学新人賞、2004年『狙うて候　銃豪村田経芳の生涯』で新田次郎文学賞、12年『本朝甲冑奇談』で舟橋聖一賞を受賞。その他著書多数。

「2022年 『妖変未来記』 で使われていた紹介文から引用しています。」