- Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062751063
感想・レビュー・書評
-
軽くて痛快!笑っちゃうほど各々が好き勝手に生きる家族の話。全員が自由だから成り立つ、空気の良さ。最高だな。
個人的には自分の周りの人々も皆、この本の登場人物ぐらい他人に興味を持たないで生きてくれたらラクだなぁ…と。
何で実害がない他人のことで怒れるのか分からない。むしろ面白い話として話す以外に、他人の行動とか考えに興味を持てることがすごいと思ってしまう。私って人に指摘されるほど人に興味ないんだなぁ…と改めて思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「でも、いいんじゃない」(ダイナマイトbySMAP)ってことなのかな。女性の視点が印象的な平安寿子さんですが、この作品の中では、私はお父さんがしなやかでたくましい感じがしました。
すごくたくさんの人物が登場してきます。中には、ほかの作品でも見かけたことがあるような設定もあって、にやり…でした。 -
読む本がなくなって読み直したのだけれど、
中年過ぎた者には、面白くもあり、つらくもある。
それぞれ勝手に生きる登場人物たち。母親の行動は、
描き方にちょっと無理を感じないでも。娘達については、
気持ちは、二人とも分かるかな。痛快でないこともない。
でも、「規範」がないというのは、やはり空しい.
と書いてから、父親は、しょぼいながらも規範を提供した
のだと、少し思い返した。 -
長いけど、意味なく長いわけじゃない。
なかなか壮大なお話。
うまくいってるのかいないのか、
とにもかくにも波瀾万丈。
ややこしいのは好きですか? -
信金に勤める父、20年外出していた母、男が好きで束縛を嫌う積子、理想に向かって突っ走る妹、立子(積立貯金からとった子供の名前らしいです)。
マイペースな一家は、まわりの人たちのなににも動じず、それぞれの生き方で大事を笑話に変えていきます。
読み始めは、変わったわがままな一家と思いますが、ラストには、それもありだな、とか、それが人生楽に生きる秘訣かもとおもしろく読み終わっていました。 -
かなりぶっ飛んだ家族の話。自分が古い体質だからだが、全く共感できるところがない。
-
20130327
-
2013 7/23