- Amazon.co.jp ・本 (617ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062751438
感想・レビュー・書評
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厚さにビビって長らく積ん読してたけど、思い切って取り掛かってみたら、スラスラ読めて面白かった( ´ ▽ ` )ノ。
ほんの脇役までしっかりキャラが描きこまれてて、それだけでも楽しい( ´ ▽ ` )ノ。キングもそうではあるけど、あっちは基本ダーク、こっちは基本ホワイト( ´ ▽ ` )ノ。
おなじみ善と悪の対決ものだけど、昔(ウインタームーンなんかの頃)に比べると、とても洗練されてきてる( ´ ▽ ` )ノ。
問題は、つまんない邦題(はじめ、トワイライトアイズの復刊かと勘違いした)...... -
スリリングな読み心地の小説。サスペンスというのが一番近いかな? ホラーっぽいところやSFっぽいところもありますが。カテゴライズするのは難しいです。
個々のキャラが魅力的で、それぞれの人生が関わっていくさまは読み応えたっぷり。一番凄いのは超ナルシストサイコパスのジュニア。彼は怖いなあ。へたな怪物よりも充分に怖い! ただし自分自身をやたらと美化するところは、少し笑えます。どんだけ自信あるんだ!
ラストに向けてはさまざまな奇跡の物語。穏やかな余韻が残りました。 -
まともな訳のクーンツだぁ!!
前の「汚辱のゲーム」がやっぱり講談社から出てたので、これから続くのかな。いっそ、某A社から出てる「インテンシティ」や「生存者」もまともな訳で、出してほしいんだけど、版権が切れるのって何十年も先だろうから…(落涙)
ともあれ、面白かった。
も、終わるまで眠れないっ!! いやあ、こんなに集中して読んだのはトマス・ハリスの「レッドドラゴン」以来だわ。(もっとも、レッドドラゴンはあまりの怖さに、結末わかって安心しないと眠れないのが一番の理由だったんだけど)
3組の家族の話が、平行してそれが絡みあって…。悪役はとことん悪役で、とにかくクーンツの面白いのを凝縮したって感じ。まぁ、あんまりホラー感はなかったけどね。
読後はきっちり「人生っていいよね」って思わせていただけます。
非常に映像的だったので、映画化するといいなと思うんだけど、子役で無理かなww -
複数の物語が交錯していく。ディーン・クーンツさんの作品。早く続きが読みたくなる。かなりのページ数だが気にならない。
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好きなクーンツなんですが、ちょっとしばらく読まない間に変わってきた?
悪の描き方はスティーブンキングの方が上やね〜。
ホラーとしては昔の話の方が好きだな〜。 -
正直この厚さにはウンザリなんだけど、そこは流石のクーンツ様、読めてしまうんだな。ただやはり、もたもた感は否めない。往年のキレは戻ってないな、まだ。
まあまだ前半が終わったところだし、クーンツが醍醐味はこれから(のはず)。さあ、下巻に挑もう。
今回、善と悪の区分がいまいちクーンツらしくない。ていうより善側がまだ良く見えない。単にもたもたではなくて、狙ってんのかも。
十分に面白いですよ(誤解ないように) -
'05-12-9読了