アンの夢の家 (講談社文庫―完訳クラシック赤毛のアン 5)

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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062751704

作品紹介・あらすじ

ふたりで見れば世界は輝く。
いつも驚かされるめぐりあいの不思議さ。好評シリーズ第5巻

ギルバートと結婚したアンは、アボンリーを離れ、フォア・ウインズに見つけた「夢の家」で暮らしはじめる。おだやかな内海沿いに建つ家に訪ねて来る、人間味豊かな隣人たちとの、出会い、ふれあい、別れ。そして、やがておとずれる新しい命。魂の邂逅が、いっそうの愛情あふれる人生をかたちづくる。

感想・レビュー・書評

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  • ギルバートと結婚したアンは、アボンリーを離れ、フォア・ウインズに見つけた「夢の家」で暮らしはじめる。おだやかな内海沿いに建つ家に訪ねて来る、人間味豊かな隣人たちとの、出会い、ふれあい、別れ。そして、やがておとずれる新しい命。魂の邂逅が、いっそうの愛情あふれる人生をかたちづくる。

    小学生くらいの頃にシリーズを読んだときは1~3巻が心に強く残ったのですが、少し年を重ねたせいかこのギルバートと夫婦になってからの穏やかな日々に共感というか、平凡な日々のありがたさというかその中にも必ずある喜びや悲しみに感情移入して、とても楽しく読めました。レスリー、ジム船長、ミス・コーネリアというご近所さんが登場するのですが、みんな個性豊かで引き込まれます。ジム船長はアンたちの息子にも名前が受け継がれていますしね。ドーラにボーイフレンドか~~とアンと共に時の流れを実感。新たな家を見つけた一家のこれからが楽しみです。

  • 赤毛のアン第5巻
    ギルバートと結婚して初めて暮らす夢の家
    どこに住んでも隣人と仲良くお付き合いし、暮らしに彩りを与えている。知らない人と出会い、ふれあい、別れ、生と死。人間関係が希薄な今、大切なことなのかもと感じる

  • 前と変わらないと思うときと、全く違ってしまったと思うときの2つを行き来し続けるのかも
    そしてその2つすら少しずつ緩やかに変質し続ける

    アンのキラキラした幸せをいっぱいに感じられる巻
    ジム船長の優しくてだんだんおじいさんになっていくところはひたすら胸が苦しくなる
    生きてるから死ぬ

    小さなジョイスの悲しみと言ったらない
    アンの世界はそこから完全に変わってしまったんだろうな
    そしてジェム!幸せのかたまり!

    レスリーの不運さ、再起もドラマチックだった

    読み終わる度に、アンの人生はまた曲がり角を迎えたんだね、と思う

  • ジム船長が魅力的だった。
    プリンスエドワード島の風景の描写がきれいでいつか行ってみたくなる。

  • 時代背景もあると思うが、校長先生をしたアンが、結婚すると専業主婦になっちゃうんだなぁと不思議な気がした。
    アンに起こる悲劇が、悲しい人との友人関係を育むというのは、分かる。グリーンゲイブルズに来てから、ずっと幸せだったアンにも、辛いことはあるなぁ、と。

  • なんとなくよめる。

  • こういう幸せって普遍なのではないかしら。

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