- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062752299
作品紹介・あらすじ
行員の怪死は、やはり将門の祟りなのか。浅見光彦は、「将門の椅子」の後任・川本と会い、調べを進めるうちに、次々と将門ゆかりの地を踏破する。それらは、日本列島を貫く中央構造線上に重なっていた。経済の暗部、歴史に潜む闇、世紀を超えた壮大な謎を追う浅見光彦が、伝説の深奥に見つけた驚愕の真相とは。(講談社文庫)
感想・レビュー・書評
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消化不良。
いつもなら、ふんふんなるほどああ面白かったで終わるのに、
ナゼにここで終わる、何も解決してねーと、
わけワカメな状態で読み終えた。
将門あんまし関係ないし、中央構造帯もとってつけたかんじ。
最初の仕掛けが多すぎでしょ。
ただ、話のテンポと読ませ方は見事で、
ドキドキしながらページをめくること間違いなし。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
行員の怪死は、やはり将門の崇りなのか。浅見光彦は、「将門の椅子」の後任・川本と会い、調べを進めるうちに、次々と将門ゆかりの地を踏破する。それらは、日本列島を貫く中央構造線上に重なっていた。経済の暗部、歴史に潜む闇、世紀を超えた壮大な謎を追う浅見光彦が、伝説の深奥に見つけた驚愕の真相とは。
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「阿部幸正」「川本壮明」「高島又左衛門」
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6月-8。3.0点。
銀行内の不審死から、将門の呪いへ主眼が移っていく。
また、銀行から離れ、戦時中の事実も。
最後は唐突に、真実にたどり着いたような感覚が。。
徹底的な銀行叩きだったかな。 -
浅見光彦が駆け抜ける筑波山麓、秩父、富士
行員の怪死は、やはり将門の祟りなのか。浅見光彦は、「将門の椅子」の後任・川本と会い、調べを進めるうちに、次々と将門ゆかりの地を踏破する。それらは、日本列島を貫く中央構造線上に重なっていた。経済の暗部、歴史に潜む闇、世紀を超えた壮大な謎を追う浅見光彦が、伝説の深奥に見つけた驚愕の真相とは。 -
タイトルの中央構造帯の意味がようやくわかりかけてきます。が、それで何なの?という感もありました。最後の自作解説によれば、そもそも本書は「将門伝説殺人事件」になるはずだったのが、他書のタイトルとバッティングしたという理由があったようなので、無理もあったんでしょう。<BR>
無理といえば、本書ではプロローグが長く3つのシーンがありました。また、内田さんは、いつもプロットなしで書き上げるそうで、こういう結末になるなら、プロローグはもうちょっと書き直しがあってもいいんじゃないかという気もしましたが、まぁ面白い(スイスイ読める)のでよしとします。<BR>
そうそう、表紙のイラストの意味が全然わかりませんでした。ヒロインのイメージなんかしらん?<BR>2005/11/18