中央構造帯(下) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.34
  • (4)
  • (6)
  • (23)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 128
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062752299

作品紹介・あらすじ

行員の怪死は、やはり将門の祟りなのか。浅見光彦は、「将門の椅子」の後任・川本と会い、調べを進めるうちに、次々と将門ゆかりの地を踏破する。それらは、日本列島を貫く中央構造線上に重なっていた。経済の暗部、歴史に潜む闇、世紀を超えた壮大な謎を追う浅見光彦が、伝説の深奥に見つけた驚愕の真相とは。(講談社文庫)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 消化不良。
    いつもなら、ふんふんなるほどああ面白かったで終わるのに、
    ナゼにここで終わる、何も解決してねーと、
    わけワカメな状態で読み終えた。

    将門あんまし関係ないし、中央構造帯もとってつけたかんじ。
    最初の仕掛けが多すぎでしょ。

    ただ、話のテンポと読ませ方は見事で、
    ドキドキしながらページをめくること間違いなし。

  • 行員の怪死は、やはり将門の崇りなのか。浅見光彦は、「将門の椅子」の後任・川本と会い、調べを進めるうちに、次々と将門ゆかりの地を踏破する。それらは、日本列島を貫く中央構造線上に重なっていた。経済の暗部、歴史に潜む闇、世紀を超えた壮大な謎を追う浅見光彦が、伝説の深奥に見つけた驚愕の真相とは。

  • 「阿部幸正」「川本壮明」「高島又左衛門」

  • 6月-8。3.0点。
    銀行内の不審死から、将門の呪いへ主眼が移っていく。
    また、銀行から離れ、戦時中の事実も。
    最後は唐突に、真実にたどり着いたような感覚が。。
    徹底的な銀行叩きだったかな。

  • 浅見光彦が駆け抜ける筑波山麓、秩父、富士

    行員の怪死は、やはり将門の祟りなのか。浅見光彦は、「将門の椅子」の後任・川本と会い、調べを進めるうちに、次々と将門ゆかりの地を踏破する。それらは、日本列島を貫く中央構造線上に重なっていた。経済の暗部、歴史に潜む闇、世紀を超えた壮大な謎を追う浅見光彦が、伝説の深奥に見つけた驚愕の真相とは。

  • タイトルの中央構造帯の意味がようやくわかりかけてきます。が、それで何なの?という感もありました。最後の自作解説によれば、そもそも本書は「将門伝説殺人事件」になるはずだったのが、他書のタイトルとバッティングしたという理由があったようなので、無理もあったんでしょう。<BR>
    無理といえば、本書ではプロローグが長く3つのシーンがありました。また、内田さんは、いつもプロットなしで書き上げるそうで、こういう結末になるなら、プロローグはもうちょっと書き直しがあってもいいんじゃないかという気もしましたが、まぁ面白い(スイスイ読める)のでよしとします。<BR>
    そうそう、表紙のイラストの意味が全然わかりませんでした。ヒロインのイメージなんかしらん?<BR>2005/11/18

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

内田康夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×