- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062754026
感想・レビュー・書評
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時間潰しにはなります
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私は、著者先崎のファンである。その先崎が書いたので読んでみたが、全然面白くない。将棋の解説してるときは、ほんとに面白いんだけど。
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青森の暑い大山記念館の話が笑えた。
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1970年青森県生まれのプロ棋士、先崎学さんのエッセイ「盤外戦」、2006.5文庫化です。小学校4年から6年の3年間は米長邦雄の家で内弟子生活をして、林葉直子さんと一緒だったと。将棋界で奨励会は6級からのスタート。その6級はアマチュアの五段と同じレベルだそうです。四段になると晴れてプロ棋士、対局料が出ると。著者が若くて金がなかったとき、立ち食いそばで、「天ぷらの回し食い」をしてしのいだそうです。最初に天ぷらそばを頼み天ぷらを残し、二杯目にかけそばを頼み天ぷらを入れる。かき揚げの油が美味しいのだと(^-^)
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先崎さんのエッセイはどれも面白い。
そういう意味では普通。 -
将棋棋士の先崎学さんのコラムエッセイ本。
この人の書くコラムやエッセイは文体が好きです。面白い。
棋士という特別な職業の中で、これほど砕けた、悪く言えばオヤジ臭い文章。その中に知性を感じる事が出来るのは素晴らしい才能だと思います。
将棋棋士は天才の中の天才しかなることができず、それもプロになる年でせいぜい高校生までにプロになれなければ、大きな活躍は出来ないというほど才能が重要なものです。
時折、20歳過ぎて棋士になる方が居ても、大きな活躍は望めません。それほど、早い年に強い人が強い。そういう世界です。
先崎学さんは、その中でも高校生の時に棋士になりました。羽生世代の一人です。
タイトル登場や獲得こそないものの、A級八段まで行ってますので、トッププロなのは間違いありません。ですが、エッセイを見る限り、もう少し他のギャンブルや文筆業を止めて将棋に専念すれば大棋士に・・と思うくらい、日常生活が面白おかしく生きてられる方ですw
将棋に興味がない人でも楽しめますので、良かったらご覧になってみて下さい。