吉田電車 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062756310

感想・レビュー・書評

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  • 電車を乗る、という理由で出かけたり旅行する。よい。

  • 「吉田〜車」三部作のパート2。自転車、観覧車よりも自分には身近だったぶん、電車が一番楽しめた。

  • 吉田戦車が語る電車など

    我が心の師匠、吉田戦車によるエッセイ。
    ・飛田給駅に向かう京王線某駅ホームで「通信」と書いてある用途不明の箱をほれぼれとながめる。
    ・世田谷線を下高井戸から三軒茶屋まで散歩で謎の文字「ぬ」や「推全」のプレートに注目する。
    ・白馬にむかう大糸線の運転席の近くで「手歯止よいか?」のプレートを見つけ、よいかと問われ、ど…どうなんだろうと迷う。
    自分の中に吉田戦車成分が入っていることを再認識できる一冊。伝染るんです世代の方はぜひご一読を。

  • 正直漫画は「写るんです」くらいしか読んだことないんだけど、
    この人の日常生活を捉えるフィルターってすごいな、って思う。


    何度読み返しても、
    クスクス笑ってしまう。そんな一冊!

  • 面白いんだけど…若干あれ?何か違うと思っていたら、『吉田自転車』と違って太字の部分がなかったのです。残念…。

    それでも爆笑してしまうのだけれどね。

  • 自転車に続き電車。ツボ。
    現在四分の一読了。
    次は観覧車を探さないと。
    年内に読みたい。

  • 10月13日読了。吉田戦車による企画エッセイで、気になる電車に乗って着いた先で「麺類」を食べる、というもの。これに先立ち「吉田自転車」というエッセイ集もあったらしい。熱心な「鉄ちゃん」でもなく、古いものについ惹かれる自分の感覚を「じじむさい」と分かってもおり、行く先々で見つける「へんなもの」は実際はたいしたことはないものに決まっているのだけれど、それでもささやかな妄想にふける楽しみがやめられずにいる・・・など、この人の漫画も好きだが文章も私の感覚に合うようで、とても面白い。肩の力が抜ける。ババーンと「これが、俺の趣味だぜ!!」と大アピールするのではなく、人に迷惑をかけないように、隙間の楽しみ方をする。こんな大人になってもいいではないか。

  • 090409(a 090719)
    101205(a)

  • 立ち読みしながらおもしろすぎて吹き出しました
    続けて読んでいられなくなったので購入
    庶民的な感覚と、ちょいちょいにじみ出てる卑屈さがスキ。

    モノレールの「カリッ」と、西武多摩川線の話がお気に入りです。

  • 『吉田自転車』に続くエッセイ。
    電車やら鉄道やらには詳しくないが、詳しくなくても楽しめる。
    読んだからといって電車に詳しくなるはずもなく、ただただ妄想力がつく。
    イラストがかなり素敵。

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著者プロフィール

漫画家。『伝染るんです。』『ぷりぷり県』『まんが親』などがあり、不条理ギャグから日常生活まで幅広い作品がある。絵本に、『あかちゃん もってる』『走れ!みかんのかわ』。

「2021年 『ににんがし!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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