- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062758246
感想・レビュー・書評
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まさかの幼稚園児探偵(笑)
なのにクールでおちゃめでハードボイルドな楽しいミステリーです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
立川→鎌倉はけっこう身近な感じ。「B型の女」はスマホがまだなかった時代に書かれた話で、そうそう、昔は電車の乗り換えは「どのくらい知っているか」という情報力で勝負してたなということを思いだした(どのルートが速い、安い、乗車位置とか)。子ども×ハードボイルドという点が楽しむポイントだけれど、素直に手放しで楽しむことができなかった(時代が変わったせいか、自分の年齢のせいか)。
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少年ハードボイルド小説。
読んでる最中に読者が推理を働かせられる、という感じの突拍子もなかったり、奇想天外なトリックだったりじゃなくって楽しめた。 -
私は振り返らずにそう言い、本物の男の子の背中を彼に見せつけてやった。
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渋柿探偵シリーズ第3弾。
すっかり「時をかける探偵」になってしまわれた渋柿探偵。
アバレンジャーってこのころなのか… -
2007年8月20日読了
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コナンの精神年齢を幼くしたような幼稚園児が探偵の話。流石幼稚園児と言うべきかシンちゃんの言葉に突っ込みどころ満載で面白い。「パパは僕に似てハンサムだ」ってどうなんだシンちゃん…!笑 文章としては強ち間違ってないようにも思えるんだけどこれはどうなんだ。こんなキャラの強い幼稚園児が出てくるとは思わなかった。これシリーズものらしいので他のも読んでみたいものです。
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2007/8/11ジュンク堂住吉シーア店にて購入
2011/6/15〜6/16
幼稚園児私立探偵、渋柿信介シリーズの第3弾。
「B型の女」、「長く冷たい冬」、「かたい頬」、「ドアの向こう側」の4編。個人的には「かたい頬」が○。
相変わらず、渋くモテモテのシンちゃんが、元アイドル歌手のママ、ルル子とアルマーニを着こなす刑事であるパパ、ケン一とともに事件を解決する。しかし、シンちゃんの台詞まわしが面白いなぁ。単にハードボイルドを茶化しているわけではなく、愛情がある毒というか。阪神タイガースが弱い頃にファンが自嘲的に阪神の悪口を言っているような、そんな愛情が感じられる。
このシリーズはこの作品以降発表されていないので、是非続編をお願いしたい。