純情ババァになりました。 (講談社文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760690

感想・レビュー・書評

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  • その昔、「安井かずみ」にハマった時期があって、その時点でご本人は亡くなられていたので、「加賀まりこ」は安井かずみワールドの親友ポジの登場人物のようで、実際にTVで眼にする女優賞加賀まりことは別物のように感じてたんだけど、長年の歳月を経て繋がった!と感じた。
    若い頃の小悪魔的なかわいさもいいけど、お年を召した今の美しさもとてもいいと思う。

  • 自分の知らない時代のお話が新鮮で、興味深く面白かったです。
    「トッポい」という言葉の意味が解らず調べてみたら、「気障で不良じみた人」生意気という意を含んで使われることが多かったそうですが、加賀さんのようなお方をそう表現するのなら、褒め言葉として使われていたんだなと思いました。
    それほど本書は加賀さんの魅力に満ちあふれているし、加賀さんの生きていく上での信条やそれを表現する言葉もとても素敵です。
    写真家の立木義浩さんや落語家の立川談志さんとの対談も収録されていて、そちらもお勧めです。

  •  加賀まりこって美人で毒舌で頭の回転が良い人だが、どういう人なのかは良く知らない……というわけで読んでみたのだけれども、すごいな。
     一応時系列なのだが、割とあっちに行ったりこっちに行ったりのエピソードが多く、慣れるまでちょっと読みつらい。
     高度成長期の、勢いのある人生がまぶしい。

     加賀まりこさんは魅力的だなぁ。

  • 加賀まりこさんも格好良く好きな女優さん。
    生粋の江戸っ子なのですね。
    神楽坂生まれの彼女は江戸っ子である意識が強く、粋で「とんがって」いることを大切にしている。
    「とんがる」という表現が、今はあまり使われないと思うけれどものすごく頻繁に使っていて印象的でした。
    類は友を呼ぶというとおり、個性豊かな友人のお話も面白かった。
    寺山修二、立木義浩、川端康成、吉行淳之助など羨ましすぎる。

  • 妖精さんみたい。

  • 憧れ。

  • 少し、勇気をもらえる。
    生まれながらに恵まれている部分もすごくあって、自分とはちがうよな〜とか思いつつ、でもやっぱり加賀まりこ自身が切り開いて来たところも大きくて、憧れる。

    オンナの潔さを学べて、頑張ろ、と思える本だった。

    いろいろあっても、純情ババァになれれば結果オーライだな。

  • 純情!一途に女優人生を生きてきた、ちょっと恰好いいお姉さんの自伝・自信のほどを嫌味なく語っている本。嫌いな人もいるでしょうが、私は好きです。

  • 2014.05.20

  • カヴァーが美しい!

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