ひな菊とペパーミント (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 196
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062760782

感想・レビュー・書評

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  •  寝る直前に読み出したので、ゆっくり読み進めようかな、と思っていたのですが、さくさく読めて、面白かったので、つい眠らず最後まで一気に読んでしまいました。主人公が中学生だったので、ちょっと若いかな? とも思ったけれど、気にせず読めました。なんとなく、色々気になることがあって終わってしまったので、ちょっと物足りない部分もあり、☆5には届かず…。

  • 中学生。こどもとおとなの境目で、まだまだこども。そんな微妙なラインが可愛らしく描かれている。主人公の義理のお兄さんになるかならないか決着がつかないままの松岡くんのともだち小川くんが、バンビみたいな容姿ながら少しおとなびていて、きっといい男になるとおもう。

  • 思春期。
    現代っ子だけど可愛らしい。
    すべてに共感できるわけじゃないけど、
    自分に重ねられる部分もあり。

  • この作家さん、いくつか読んだけど好きだな。
    ちょっとした出来事はあるけど、それがそう大きな事件に発展することもなく、やっぱりのどかな日常というかんじで、いいな。自分もこんな中学生活を送れたらよかったな〜、とちょっと思う。

著者プロフィール

野中 柊(のなか ひいらぎ)
1964年生まれ。立教大学卒業後、ニューヨーク州在住中の1991年に「ヨモギ・アイス」で海燕新人文学賞を受賞して作家デビュー。小説に『ヨモギ・アイス』『小春日和』、『銀の糸』、『公園通りのクロエ』、『波止場にて』『猫をおくる』など、エッセイ集に『きらめくジャンクフード』など、童話に「パンダのポンポン」シリーズ既10巻(長崎訓子 絵)、『ようこそ ぼくのおともだち』(寺田順三 絵)、「本屋さんのルビねこ」シリーズ既2巻(松本圭以子 絵)、絵本に『赤い実かがやく』(松本圭以子 絵)など著書多数。『すてきなおうち』(マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/J.P.ミラー 絵)など翻訳も手がける。

「2020年 『紙ひこうき、きみへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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