「地震予知」はウソだらけ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062761703

作品紹介・あらすじ

地震予知がはじまって40年余。莫大な予算を使いながら、いまだかつて一度も予知に成功していない。しかも、予知開始時に「およそ現実的ではない」とされた巨大地震が、「起きる可能性は低い」とされた場所に起き、原発集中地域を襲っている。予知における役人と学者の予算獲得競争から国際的な評価までを解説。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    地震予知がはじまって40年余。
    莫大な予算を使いながら、いまだかつて一度も予知に成功していない。
    しかも、予知開始時に「およそ現実的ではない」とされた巨大地震が、「起きる可能性は低い」とされた場所に起き、原発集中地域を襲っている。
    予知における役人と学者の予算獲得競争から国際的な評価までを解説。

    [ 目次 ]
    第1章 地震が予知できない理由
    第2章 世界最初の地震立法ができてから
    第3章 阪神淡路大震災。お役人の変わり身
    第4章 不意打ち対策へのシフト
    第5章 「東海地震対策大綱」が「大震法」を上塗りしたために
    第6章 地震という妖怪と上手につきあう方法

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • イタリアで地震研究をしている学者が予知できなかったとして告発される少し前に読み終わった本。
    彼らを告発した連中にこの本を読ませてやりたい(イタリア語、いや、せめて英語にはならないものだろうか?)。

    地震予知が出来るのと、絶対に治る風邪薬が作られるのと、どちらが先だろうか?

  • あまり面白くない

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著者プロフィール

1941年東京生まれ。東京大学理学部卒。同大学院修了。
理学博士。東大助手、北海道大学助教授、北大教授、CCSS(人工地震の国際学会)会長、北大海底地震観測施設長、北大浦河地震観測所長、北大えりも地殻変動観測所長、北大地震火山研究観測センター長、国立極地研究所長を経て、武蔵野学院大学特任教授。ポーランド科学アカデミー外国人会員(終身)。
自ら開発した海底地震計の観測での航海は、地球ほぼ12周分になる。趣味は1930-1950年代のカメラ、アフリカの民族仮面の収集、中古車の修理、テニスなど。

「2016年 『富士山大爆発のすべて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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