- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062763004
作品紹介・あらすじ
剣をとっては日の本一と半次も認める蟋蟀小三郎がなぜか国表から舞い戻り、皆川道場の暴れ者・宮川周五郎に敗れたという噂が。寸止めしたと言い張る小三郎は、小網町の水夫(かこ)と人形町の火消しの若者の喧嘩に首を突っ込み、火消し側についた宮川と真剣勝負で決着(かた)をつけることに……。絶好調の大人気シリーズ。(講談社文庫)
感想・レビュー・書評
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蟋蟀小三郎には散々迷惑をかけられ通しだが、顔を見かけなくなるとなんだか気になる。
今回も、人の喧嘩に代理喧嘩の体で、参加する。
国許に、母親と嫁、子供がいるにも関わらず、千代に恋い焦がれて一緒になってからというもの、命知らずに影がさした。
小三郎初めて喧嘩に負ける。
果たし合いになるも、すんでのところで相手が死ぬ。
こんな時も暴れる小三郎。。。。 -
半次捕物控5作目。
国元に帰った蟋蟀さんが戻ってきて、仇持ちの子持ち、ちよさんの面倒を見る、のが大きい流れで安定の面白さ。
だが、蟋蟀さんが国元を出たいきさつとか、婿入り先で蟋蟀さんとともに辛く当たられていたお母さんとかには触れられていず、気になる。 -
全8話。少しずつ半次を取り巻く人が増えて来る。蟋蟀小三郎の江戸での妻(?)お千代の過去、お寺で虐待されていたといういわく付きの新しい同居人、恒次郎の父親探しなど、登場人物が少しずつ色づけされて来る。
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半次シリーズ・5
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このシリーズ、好き。
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4/1-4/3