三国志 曹操伝(下) 赤壁に決す (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062768863

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  • 全3巻

  • 2018/01/19 22:45:02

  • ≪内容紹介≫
    宿敵・袁紹を倒し、河北を制して中国の北半分を手中にした曹操。丞相に昇り、天下統一の総仕上げとして、荊州に出兵する。一方、諸葛亮を得た劉備は、呉の孫権と組み、赤壁で曹操軍を待ち受ける。策略にかかり大敗を喫した曹操だったが、帝から、王国・魏の設立を認められる。乱世の姦雄の生涯、ここに完結。

    ≪感想≫
    曹操や魏以外、蜀、呉の動静ももう少し出てくるかと予想していたが、あくまで魏に関わるところのみ、というところがかえってよかった。
    また、陳瞬臣とは別の確度で「三国志」を解釈しているところに面白みがあった感じ。
    「塚本 青史」の小説は初めてだったが、他の歴史物も読んでみたくなった。

  • 「曹操伝」と銘打たれた塚本青史版三国志は、当然のごとく曹操の死をもって完結する。
    その死の原因は、意外や意外。
    曹操側の視点だけで描く三国志はやはり新鮮。

  • 中国歴史もの専門で書かれている作者なので期待したのだが…。う~む。
    期待値が高かった分、ガッカリ度も大。

  • 三国志の中で好きな方の人物曹操がテーマだ。面白くて直ぐに読み終えた。三国志は、自分的な見解として、明暗がはっきりしているし、三つ巴の攻防に、心が沸き立つ。

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著者プロフィール

1949年倉敷生まれ。同志社大学文学部卒。印刷会社に勤務しイラストレーターとしても活躍。96年『霍去病』でデビュー、98年『白起』で注目を集める。『項羽』『呂后』『光武帝』『始皇帝』『仲達』『煬帝』など中国歴史小説を中心に作品多数。短歌結社「玲瓏」発行人も務める。

「2012年 『仲達』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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