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- Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062769693
作品紹介・あらすじ
眼鏡美人の国語教師恵子先生、大人びた美少女白根桜子-。昭和四十六年、三崎高校一年の如月吾郎は、女神とも崇める女体を想い、日夜、オナニー生活に明け暮れていた。放課後の部室でハイライトを燻らせつつ夢想する童貞喪失の日は、未だ遙かに遠いのであった。人気官能作家が綴る、99%自伝的青春小説。
感想・レビュー・書評
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男子にしかわからないかもしれない童貞青春小説。中高生の息子を持つ母親は読んでみたほうがいい。今の時代は知らないが、昭和の中高生はこんなもんだった。今もきっと大して変わらないだろう。そして、こんな風に、仲間や先生たちと付き合えるというのは、うらやましいことでもある。
鹿島茂氏の解説も秀逸。
「青春小説というものは、過剰生産に陥って彷徨する精液の物語」、「衣食足りて変態を知る」。納得。
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