大江戸妖怪かわら版 1 異界より落ち来る者あり (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 84
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062770989

感想・レビュー・書評

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  • 妖怪、大江戸、舞台、設定は十分面白い。
    が、登場キャラクターが妖怪でありながらほとんど妖怪らしい描写がない。
    姿形だけが異形だということだけで妖怪の能力だとか特徴だとかがまるで描かれてないのが不満。

    多くの多分メインキャラクター達がどれも妖怪アパートのキャラとかぶっていて新鮮みがなかった。

  • 「妖怪アパートの幽雅な日常」を執筆している香月日輪さんの新シリーズ。
    今回の舞台は江戸。
    妖怪たちが住む大江戸でただ唯一の人間である主人公「雀」や、個性豊かなキャラを巻きこんだほのぼの系ストーリーです。
    殺伐とした雰囲気はなく常にほのぼのな雰囲気が流れていますが、飽きることなく楽しめました。
    妖怪やほのぼの系が好きな方にはぜひお勧めです。
    主人公がその時何を想い何を感じて成長していく姿に、今度注目したいと思います。

  • 読み易くて一瞬で読み終わった。
    キラキラした表現がいっぱいあって、読んでてテンション上がります。
    蜃気楼がハマグリのあくびだなんて、香月さんファンタジスタ〜
    「極彩色の〜」とか「青地に金縁の〜」とか、なんか色の描写が多い気がした。
    なんか常にポジティブポジティブ!!みたいなお話でした。
    いいことしか起こらないみたいな。
    読み応えはないけど、サラッ読んでスッキリした気持ちにはなれる。
    そしてやっぱりこの人の食べ物の表現はすごく美味しそう〜

  • 舞台は、大江戸―

    昼空を龍が飛び、夜空を大蝙蝠が飛び、大江戸城には“がしゃどくろ”が棲む『妖怪都市』

    様々な姿かたちをした住人達が平和に暮らしている町の、かわら版屋で働く少年・雀

    彼は、異界から落ちてきた、この世界でただ1人の人間。彼の目に映る日常は、すべてが新鮮で、雀のかわら版は日々の暮らしに慣れきってしまった住人達に大評判!

    今日はどんな事件が起こるやら...



    上司である親方、オシャレ番長・銀猫ポーちゃんや絵師のキュー太。“イケメン組”的な(?)頼れる魔人の兄貴分達などー

    優しい人に囲まれて暮らす雀。
    不思議世界の、ほんわか人情話


    「すっっっごくはまった!!!!!!」ていう話ではないが、読後気持ちがホヨホヨほっこりする感じ。
    出てくるお料理が、また美味しそうで、それも楽しめた( ´艸`)

    続きも読んでみようかと思う

  • 旦那がイケメン過ぎて。周りのひとたちの優しさや言葉がしみいります。雀が今までの世界から新しい世界へ移り、毎日を改めて一所懸命生き直す姿が楽しそうでキラキラして、続きも楽しみです。

  • 児童文学のジャンルでありながら大人も楽しめる内容でした。
    主人公の過去が気になります。

  • 面白かったー。お小枝ちゃんが可愛かったなぁ。一緒に大江戸を観光してる気分になりました!
    親の良かれと思う行動、子供に伝わらないことだっていっぱいあるんですよね。
    お小枝ちゃんが、帰ってきて、ご両親はどれだけ喜んだことでしょう。
    どう生きて欲しいか、も大事ですが、どれだけお小枝ちゃんが大好きで愛してるかを、もっと伝えてあげて欲しいなーと思いました。
    雀は、お小枝ちゃんと違い、大江戸に残る決断をしたんですよね…雀はどんな生い立ちだったんでしょうね…これから、語られていくとは思いますけど。
    続巻も読もうと思いますー。

  • 江戸パラレルものかあ。
    主人公の背景があまり見えないから、読みにくいところがある。エリートを知ってるのに人買いを恐れるのは、どんな時代から来たのかしら。
    カフェは大正時代だった気がするし、江戸時代についてちょっと混乱しちゃうかも。
    でも雀がどう生きて行くかは楽しみ。

  • サクサクと読めます。
    続きが楽しみです。

  • 少しだけ読んで積ん読状態。もしかしたら私には合わないかも…。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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