- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062772426
作品紹介・あらすじ
本書は『ブラックペアン1988』に加筆修正し、上下巻にした文庫版を1冊にまとめた新装版です。
感想・レビュー・書評
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途中まで手術の内容とかが難しかったんですが、ラストはオオオォっという展開で面白かったです。
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一九八八年、世はバブル景気の頂点。「神の手」をもつ佐伯教授が君臨する東城大学外科教室に、帝華大の「ビッグマウス」高階講師が、食道癌の手術を簡単に行える新兵器「スナイプ」を手みやげに送り込まれてきた。揺れる巨艦…!大ベストセラー『チーム・バチスタの栄光』に繋がるミステリー、一巻本として新装刊行。
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医療用語が多く全てを完璧に理解できたわけではありませんが、そんなことより医師のそれぞれの熱い想いを感じることが出来ました。
高階委員長の若き時代を知ることができて良かったです。 -
TVドラマを観ていてその設定に違和感を感じ、原作を読み始めたのですが、原作の時代設定を前提とするとTVドラマで感じた違和感もなく、楽しんで読み終わりました
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せつない
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ドラマもリアタイで観ていたが、原作の方が好き。佐伯教授が「ブラックぺアンだ」と必殺技のような決めゼリフを吐くシーンがあり、手術名とかじゃないんだからと閉口した記憶がある。
高階病院長や藤原さんなどお馴染みの面々の若き日の姿が描かれ、魅力的な登場人物のオンパレード。渡海がここで退場なんて勿体ないほど良いキャラしている。世良、渡海、高階、佐伯教授と主役級キャラが勢揃いで、終盤の患者の体内に留置されたぺアンの謎はもちろん、普段の外科学教室の様子もちゃんと面白い。 -
数ある海堂尊作品のシリーズの中で一番といっていいくらい面白いシリーズの第1作。
今となっては『昔』と言われる体制や環境が克明に描かれているんだなと思える。その渦中で様々な医師の葛藤や未来のあり方への考え方の違いが表現されていてとてもおもしろかった。 -
かなり前にテレビドラマでやっていた時から読みたいと思っていて、やっと読んだ。
渡海先生のキャラはドラマのキャラとかなり違った!
海堂作品をちゃくちゃくと読み進めてるけど、渡海先生がその後どうしているかは分からぬまま…
いつか渡海先生の物語をまた読みたい! -
本筋と関係ないがとなりのトトロ初見で泣いてる女の手を握って気を引こうとするシーンは映画好きとしてイラっとした。
本筋はとても面白かったです。