擬態 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 83
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062773553

作品紹介・あらすじ

成り行きで家出少女と同居を始めた女子大生ナナミは、友人の死に責任を感じつつ生きる元ヤンのクニコと、おざなりなメールのやり取りを続けていた。平凡な郊外の街で、二人の日常が交差するとき、過去の記憶の輪郭が残酷に浮かび上がる。"嫌ミス"の枠を超えた、著者の新境地。

感想・レビュー・書評

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  • 擬態というタイトルがミスマッチな気がします。さわやかな読後感。懸命に生きる女の子たちの物語。

  • 嫌ミスを求めて読んだから、ちょっと違うなって思ってしまった。
    いろいろなピースがカチッとハマって爽やかに終わった。
    それにしては、本筋以外の物語やエピソードの深みが物足りない。
    嫌ミスじゃなかったってところもあり、消化不良です。

  • 期待ハズレ。嫌ミスではない。

  • なんで嫌ミスって書いてあったんだろ。全然嫌ミスじゃないじゃん。普通になんだか爽やかなエンディングだったし。もう一捻りあるのかと思ったぶん少し肩透かし食った感じ。でも前半部分はなんだかわかりにくくて物語に入り込みにくかったかなぁ。
    とりあえず最後まで読み終わってタイトルの意味もなるほどねーって思いました。

  • 【あらすじ】
    成り行きで家出少女と同居を始めた女子大生ナナミは、友人の死に責任を感じつつ生きる元ヤンのクニコと、おざなりなメールのやり取りを続けていた。平凡な郊外の街で、二人の日常が交差するとき、過去の記憶の輪郭が残酷に浮かび上がる。“嫌ミス”の枠を超えた、著者の新境地。

    【感想】

  • 「嫌ミス」と帯に書いてあったので若干引き気味で読み始めたのですが、終わってみれば「嫌ミス」というよりむしろ「良ミス」でした。
    この作家さんの他の作品も読んでみたくなりました。

  • 良い話だた

  • 成り行きで家出少女と同居を始めた女子大生ナナミと,友人の死に責任を感じつつ生きる元ヤンのクニコ。当たり障りのないメールだけの関係が実は・・・。
    後味の悪さに定評のある作者だが,この作品は騙されつつもほっこりした終わり方だった。

  • 想像していたより良かった( •̀ .̫ •́ )✧

  • ・・・・・・・・・・・速攻さようなら・・・・・。
    もうこの人の本は読まない・・・(T_T)と前も思ったのに
    また読んだ自分が憎い。

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著者プロフィール

永嶋恵美一九六四年、福岡県生まれ。二〇〇〇年『せん-さく』でデビュー。一六年「ババ抜き」で第六十九回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。主な著書に『転落』『明日の話はしない』『ベストフレンズ』『視線』『一週間のしごと』、「泥棒猫ヒナコの事件簿」シリーズなど。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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