- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062775502
感想・レビュー・書評
-
ポンペイの人型に強く影響を受けてしまうのはわかるし、巻き込まれた事件の事を思うと犯人に少し同情してしまう(誘拐事件の真相がひどい)
でもここまで周到に準備して襲うなんて、執念深過ぎておそろしい
まだまだ未熟な主人公、事件を経て成長していく過程を読めるのも面白い
殺人分析班のメンバーも色々抱えているのかな?シリーズ読んでみよう詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現場に落ちていた樹脂製のリング?
ポンペイ展のチラシ?
モルタルで固めた死体?
おいおい~~
面白そうじゃあないですか~。
どれどれ、この、エルキュール・フリテン様が直々に謎を解いてやんよ。
と、鼻息荒く読み始めたのですが、いや、面白かった。
上記のように、本格ミステリー的傾向があって“謎好きさん”も楽しめますが、“警察モノ愛好家”の方にも満足していただけるかと思います。キャラ立ちが良く、主人公もだけど脇のメンバーが個性的で◎。
また、伏線とその回収がキモチイイ。
テンポも良く、解りやすい展開でサクサク読める。
その割に満足度は高く、シリーズ第二弾を買ってしまった。
☆3だけど☆4に近い。 -
ドラマ見たことがありこのシリーズが好きなので本も読んでみたいと思い手にとりました。
ドラマより十一係の一人一人の人間性なども細かく分かりシリーズ全部読みたくなりました。 -
★3.5
-
2021/09/20 105
-
わりと早くに犯人の目星が付いたのが意外だった。ミスリード?と思ったけど犯人自身も認めてそのまま確定。如月塔子と犯人の交渉が見ものなのかな。塔子は勘が良くて頭の回転も速いタイプに描かれているのに、犯人が誰を恨んでいるのか全然思い至らないことに違和感。
AEDやピンセットのことや、事件が解決してから犯人についての後出し(?)が出てくるのも都合が良すぎる。
チームメンバーの趣味が仕事に繋がっているというのもやりすぎだと思う(塔子がそう気づくシーンは読んでいて恥ずかくなった)。
でも殺人分析班のメンバーには好感が持てたので続編も読むつもり。 -
ご都合よろしく。弱い。
-
新米女性刑事の如月が不可解な殺人事件に挑む「警視庁殺人分析班」シリーズの1作目にあたる作品。
続編もぞくぞく出てるし、ドラマ化されてるし、間違いなく麻見氏の代表作ですね。
主人公の名前は『如月塔子』。すらりと背の高い涼しげ美人を思い浮かべましたが、小柄で童顔なのを気にして「女の子扱いされるのが嫌だ」なんて贅沢なことを言っているお嬢さんです。
ストーリー等はなかなか面白かったけど、如月さんが賢すぎてスムーズに進みすぎる印象を受けました。
若者の成長を描くのなら、いっぱい失敗していっぱい泣いて…っていう紆余曲折があっても良かったかな。 -
若い二世の女性刑事の活躍。
さりげなく脇役陣のプロっぷりが目立つように書かれている。