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- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062778190
作品紹介・あらすじ
ボディガードの八木薔子は女子マラソン選手の身辺警護をまかされる。選手の周辺で続発する不穏な出来事に薔子がとった対応とは?
感想・レビュー・書評
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保安士時代から数段進化した、エリートボディガード八木薔子。
マル対の保護のため、次々と展開する状況の変化にも、正確な判断と、的確な指示を出し、自らも果敢に行動するヒロインに魅了され、読み手も次々とページを繰り出してしまう。
何とまあ、したたかで魅力的なヒロインか。
現実離れしているかにも思えるが、素直に楽しめる。
「ボディガード小説決定版」の惹句も、伊達ではない。
八木薔子の次の活躍を期待しながら、薔子のちょっと出てくるというスピンオフ作品「罪なき者よ、我を撃て」を読んでみよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
八木薔子シリーズの第三弾。江戸川乱歩賞受賞作『左手に告げるなかれ』で初登場の保安士・八木薔子は『ターニング・ポイント ボディガード八木薔子』でボディガードに転身。本作でもボディガードとして活躍する。
シリーズを重ねるごとに現実離れしていく八木薔子。今回は要人警護の訓練で海外へも飛ぶ。
本作で八木薔子は人気マラソン選手の警護をするのだが、殺人事件に脅迫事件などが次々と発生するといった込み入ったストーリーになり、いつの間にか本筋から外れていく。
このシリーズでは、第一作の『左手に告げるなかれ』が一番面白かった。
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