パラドックス13 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 9298
感想 : 627
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  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778275

作品紹介・あらすじ

禁断のエンターテインメント、ついに解禁!
--これからの13秒間は、何も起こしてはならない。

13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。

世界が変われば善悪も変わる。
殺人すらも善となる。
極限の状態で見えてくる人間の真理とは。
--この世界の謎を解く鍵は、数学的矛盾<パラドックス>にある。

感想・レビュー・書評

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  • P13現象でとばされた世界で生きていく中で、何が大切で、どのように人間が社会をつくってきたのかを考えされられるところが、おもしろかった。でも、展開につながりがないように感じられた。、

  • 友人におすすめされて手に取った1冊。

    P13現象を理解するのが難しかったですが、それでも面白い内容でした。

    極限の世界で生きる人々が何を選択するのかハラハラしながら読み進めることができました。

    最後まで目が離せないストーリーです、ぜひ読んでみてほしい1冊です。

  • 世俗的な面白さどまり。ただ、読む手が止まらないし、子供にも勧めた読書の楽しさを思い出させてくれるという意味では名著。ハリウッド的SFといったところ。
    作中の、女に産ませる討論は、個人的にいらない箇所。

  • 分厚いけれど、一気読み。ただ、衝撃的な面白さ。とまではいかないかな。最後どういう風に持っていくのかなぁって考えながら読んだけど、そうなるよね…って展開。さくさく読めるし、丁度よいハラハラ感もある。読んで損はない。

  • まじで大好き
    秒で読み終えた
    もう一度読みたい
    泣ける

  • ちょっと衝撃的だった作品

  • 現実離れした世界でのお話しだけど、自分も彼らと一緒にいるような気持ちで緊張しながら一気読み
    登場人物1人1人の個性が掘り下げられていくのが面白かった

  • 今まで読んできた東野圭吾の作品と少し違っていて面白かった。人が日本中からいなくなりたった13人だけになる。能登の地震もこのときあり、壊滅的な様子が重なった。死んでしまった人が残りもう一度生きようとする。最後がどうなるかと思いながら一気に読んだ

  • 理屈が絶妙で面白い。

  • 13人だけで新しい文明(子孫繁栄)を築こうとするリーダーの非道徳的な意見が印象的だった。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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