プシュケの涙 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 739
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062778893

感想・レビュー・書評

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  • 泣けると言われてオススメされたんだけど、どこで泣けばいいのかわからなかった。
    わたしには合わなかったです。

  • めっちゃ微妙やった

  • 絵に惹かれてたまたま手に取った作品でしたが、
    彼方の考え方にも共感できる部分がたくさんあり読み始めたら止まらず一気に読み切ってしまいました。
    最後の二人の会話の内容に思わず胸がギューっとなりました。

  • 3.5

  • 学生生活という異質な窮屈さを帯びた日々。もう一度嗅ぎたい青春と、思い出したくない青春が蘇ってまさしく高校生だった頃の、不完全な自分に立ち戻った感覚に陥った。
    あの頃の私達は何故もそう必死に順応し、特殊な社会を創り、未熟なふりをして残酷なことをしたのだろう、と。

  • おもしろかった。けど、吉野サイドの後編はなくてもよかったかな〜。後半なければ★×5
    てかこれシリーズもんなの?確かにシリーズにできそうなキャラやけど。

  • 由良くん、名前もさることながら、自由で突拍子なくて顔が良くて頭がいい、しかもなんか絵もうまい、絶対みんな好きなやつ〜!にこにこ!としていたら、冒頭の女の子の自殺が彼にとっては誰かが思うよりもつらい話だったんだな、というのが二部でわかる、という構成。おもしろいけど悲しいなと思いました。一部は死んだ女の子がなぜ自殺したのか、という真相パート。二部はその女の子が色々あったけど前向きに生きていくまでの話。このあとに彼女が死んでしまう、というのが待っていると知っている身からすると、めちゃ青春でキラキラな思い出がさみしいものになってる。

  • 読み終わったあと悲しい気持ちになった…。少女が落ちて意識不明になってしまったけど最後には目が覚める、とかだったらよかった…。

  • あの窮屈な時代が凝縮された最大公約数、というよりは数多の人の思い出が掛け合わさった最小公倍数+αな世界か。誰もがとても愚かで結局は利己的だけれど、それだけで生きてもいない。
    個人的には後半はいらなかった。余白を埋める作業は、読み手に委ねて欲しい。

  • 前半と後半のギャップよ…後半は普通に周囲から浮いてる2人の青春学生物語じゃん…もう1人このあと死ぬんだなと思うと後半読むの辛くて飛ばしまくったわ。

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著者プロフィール

第10回電撃ゲーム小説大賞金賞を受賞し、受賞作の『我が家のお稲荷さま。』(電撃文庫)でデビュー。本作はシリーズとなりアニメ化される。主な著書として『プシュケの涙』シリーズ(講談社文庫)、『おーい!キソ会長』シリーズ(徳間文庫)、『オコノギくんは人魚ですので』シリーズ(メディアワークス文庫)、講談社BOX『夜宵』シリーズ、などがある。

「2020年 『虫籠のカガステル 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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