- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062813020
作品紹介・あらすじ
名著文庫化!読むだけで身体がらくに動く!
人間はカラダという輝く宝をもっている。ぎくしゃくとしかうごかない今の肉体の中に、動物としてのすばらしいカラダが埋もれている!目がさめるカラダの謎とき!
感想・レビュー・書評
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達人の身体を「究極の身体」とよび、俺のような凡人の身体を「レギュラーの身体」とよぶ。
「読むそばから、身体の動きが変わってくる!!」とのことだが、著者が自信たっぷりに語っているほどには、俺は説得力を感じなかった。何を言っているのかよく理解できないし、理解したいとも思わない。
「センター」など様々な用語を考案して、一流プレイヤーの動きを解析したりしているが、”後講釈”としか感じられない。ただ有名人の名前を出して、持論の権威付けをしたいだけのような印象。はっきり言って、つまらん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人間の身体の使い方について新しい見方を示唆してくれる本。
「上から吊り下げられてるような立ち方(力を入れてどしっと立たない)」とか、スキーの時のお魚みたいな滑りとか、けっこうわたし的には納得できる(しかも体感できる)ことが書いてあったのもわかりやすかった。
よく武術で言われる「身体を割る」というのも、これまでよくわからなかったのだけど、あっそういう動きのことなのか!と、自分ではできないながらも少しつかめた感じがする。
いわゆる「ためない」動きについても、これまではどうやったらいいのか具体的によくわからなかったのだけど、この本で少なくとも理屈はわかったし。
読んでて楽しい本だったよ。 -
太極拳をやっていく上で、色々なヒントを与えてくれる本だと前回読んだ時は思いました。今回も途中まではそれを期待して読み進めていたのですが、何か違和感を感じ始めました。
実は読み進めながら、太極拳を上手くなるためにはこうしたら良い、といったことをブログで紹介できるような内容を探していました。自分としては参考になることでも、他の人に説明をしようとするとなかなか難しい感じがしてきました。
著者が説明をしている「究極の身体」は身体がリラックスしていることが前提となっています。そのため、身体をリラックスできていない人に説明をしても、なかなか実感をしてもらい、役に立ててもらうことができないように感じました。
例えば、股関節に関する説明で、「股関節なら。。。フォームやポジションによって一番体重がかかる一点が、物理学的に決まっている。一番効率よく立つためにはその一点をきちんと身体が知っていて、そこに体重がかかるように筋肉をコントロールしなければならない。」と書かれています。
最近、套路の最中に片足をあげるとき、腰をどの角度にしたら股関節に一番体重がかけられて安定するかを探りながら練習をしています。これって、自分でも試行を繰り返してやっているので、やってみたら良いですよ、と勧められる内容ではなくなってしまいます。
究極の身体を持っている人の凄さを紹介するだけではなく、一般の人が「準」究極の身体を保つためにはどうしたら良いのか、と言った感じの説明をもっと加えてくれると一般の読者の参考にさらになりそうに思いました。
著者が開発した「ゆる体操」をやることがそれなのかもしれないですが、そう思って読み始めると、この本が「ゆる体操」の宣伝のための本なのかって気がしてしまいます。 -
脊椎動物である人類は、魚類や同じ哺乳類である4足動物から進化している。その痕跡は人類の身体に残っていて、それを使いこなすことが「究極の身体」として最大限の能力を発揮する秘訣である。そのメカニズムを分かりやすく説明してくれる好著。流行りの言葉で言うと、「体幹」や「インナーマッスル」というキーワードになろうか。
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「!」――頭の中で電球が灯(とも)った。背骨が重要なのだ。腸腰筋や体幹が注目されるようになったのは最近のことである。体幹の奥に背骨あり。つまりはトレーニングの方向が背骨に向かっていたのだろう。私がピンと来たのは介護の視点からである。
https://sessendo.blogspot.com/2019/01/blog-post.html -
レギュラーな身体の意識のままでは、達人の身体の動きを表面的にしか読み取れない。内部に達するためには自分の身体意識を変えなければならないと説いた一冊。
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キックボクシングに使える物はないかと読んでいたのだけど、確かに「意識することの必要さ」 は感じられたが、こんなに小難しく書かれても取り入れにく過ぎると思った。
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名著文庫化!読むだけで身体がらくに動く!
人間はカラダという輝く宝をもっている。ぎくしゃくとしかうごかない今の肉体の中に、動物としてのすばらしいカラダが埋もれている!目がさめるカラダの謎とき! -
本書は二〇〇六年一月に講談社から刊行された『究極の身体』を再編集して文庫化したものです。
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2014/3/13 9冊目。