箱根駅伝 勝利の方程式 7人の監督が語るドラマの裏側 (講談社+α文庫)
- 講談社 (2013年10月22日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062815345
感想・レビュー・書評
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「どの学校も優勝できるメンバー揃ってる。でも本番への調整がすごく難しいんだ。」と優勝に届かなかった駅伝部の友人は言った。素人の自分は単純に長い距離を走るだけなのにな、と長年疑問に思っていました。
そこで手に取ったこの本は箱根駅伝指導者7人へのインタビューです。
ある監督は216kmものコースを夜の11時から50mずつワイヤーを張って計測してコースのデータをとって選手の走りに落としこんでいます。
ある監督は、事前にシナリオを描き、驚くべきことに本番もほぼ総合タイムを一致させられる。それくらい選手を観察しています。
その他メンタル面が大きな影響をあたえること、科学と医学データと選手の状態の一致、食生活、日常生活などとっても深いことがわかりました。
年々大学間の競争もシビアです。でも、
「箱根には自分の人生を賭ける価値がある」
「ギリギリの戦いなのである」
そう言いきってしまえるくらい、選手も指導者も全てを賭けている。
だからこそ、箱根駅伝は心を惹き付けて止まないのですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示