- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062817172
作品紹介・あらすじ
職場で、家庭で、友人関係で……なんとなく”生きづらさ”を感じているあなたへ。
「心が強い」とはどういうことだろうか? 「心の基礎体力」の鍛え方の第一歩は、自分の弱さを受け入れること。自分を知り、心と体の関係を知れば、強く生きるコツが見つかる。なんとなく“生きづらさ”を感じているあなたへ、自分らしく生きるためのサイエンスを心理療法の専門家が解き明かす。
こんな悩みを抱えている方へ。
□ストレスに押しつぶされそうになっている
□人間関係がうまくいっていない
□完璧主義だ
□仕事を人に任せられない
□人に弱みを見せるのが嫌いだ
□プレッシャーに弱い
□家族や友人にも本音を言えない
□仕事や勉強が思うようにいかない
□転職を考えている
□人を信用できない
□権威に弱い
感想・レビュー・書評
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人生には敗者復活戦が何度も用意されている。
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本書は、医学博士である著者によって書かれた。
行動療法に重きを置きながら、様々な事例や例えを織り混ぜながら、リアルに、時にユーモラスに、人はどうすれば強くなれるかを分かりやすく説いている。あらゆる人が、希望を持てる内容になっていると思う。
引き算をすることで、自分を改善するのではなく、足し算をすることで、前向きに、自分を向上させていく、行動療法的な人間としての成長方法には、大いに学びを、そして希望を得た。
人は絶望の淵では、希望がなくては生きていけない。希望に根拠はないが、希望を持てる人は、それだけ強い人。ある程度楽観的な方が体も心も生き生きしてくる。そういったことに気づき、納得した。
また、筆者の提唱する「性アホ説」は、新たな価値観として、心に保管する価値有り。 -
6年前に急に病気になったことがあって、その時、私はストレスに鈍感な人間だったんだ!ということに気づいた。
私の場合、ストレスがメンタル面にこなくて、いきなり体調不良になったりするので、本当に気をつけていないとなーと思う。
これからもストレスと上手につきあって、なるべく健康でいたいところだけど、考えすぎも良くないので、バランスよくいきたい。 -
1961年生まれ川村則行氏の「本当に強い人、強そうで弱い人」2001.4刊行、2017.6文庫化です。私は、強そうで強い人は余り見なくて、弱そうで強い人は随分見てきた気がします(^-^) この種タイプの本は興味はあるのですが、「心」の分野が大きく関与するので結構難しいですよね。面白かったのは「素直」な人は心が強い。素直とは、自分の「アホ」を認めること。そして、「みんな、しょせんアホや」との思いになることだと(^-^) なんとなくわかる気がしましたw。強い・弱いの概念も突き詰めて考えれば、とても難しいですね
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んー、ちょっとつらつら書いてある感が強く。
個人的にはあまり合いませんでした。