最短で結果が出る超勉強法 (講談社BIZ)

著者 :
  • 講談社
3.36
  • (17)
  • (69)
  • (105)
  • (13)
  • (7)
本棚登録 : 609
感想 : 55
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062820561

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • この本、うーーん、どうかな。

  • 「面白い人生」を送るために勉強しようという内容

    特に参考になる点として、
    ・1冊の基本書にすべての情報を集中させよう
    ・詰め込みと丸暗記は「善」だと思え
     アウトプットも重要
     インプット+定着が必要
     復習(当日まとめ)と定着(2日後、1週間後)
    ・マトリクス計画表が効果を倍増させる
     処分可能時間の把握
     処分可能時間内で実行可能な重要な課題の選定
    あたりがよかった。

  • マインドマップさんのブログで、戦術系としては最強という評価を読み、読んでみた。
    期待が高かったせいか、それほどでもなく、肩透かしをくらった感も。
    序盤に「娘にやらせてみた」という表現が頻発するが、実際にそうなのだろうが、不快になった。
    ただ、内容としては、至極もっともなことが書いてあり、参考にはなる。

    ・はじめは、分量が少なくて理解しやすい入門書を、一週間に3〜5回をめどに繰り返し読む。
    ・合格体験記は、読む時期によって重点が変わるので、手元に置いて繰り返し読む。
    ・酸素エアチャージャー
    ・勉強するのであれば、試験を受ける。
    ・寝る前に「合格しているイメージ」や「成功しているイメージ」を思い浮かべ、そのまま寝てしまう。
    ・1時間勉強したら、5分間で、その内容を振り返り、思い出す。就寝前には、その日にやったことを、20府ぐらい反芻する。
    ・法律はコンメンタールを。
    ・音声教材を活用する。なければ、自分で吹き込めばいい。
    ・マトリックス計画表をつくる。

    [more]
    (目次)
    はじめに

    第1部 スタートはモチベーションアップがいちばん大切だ!
    ルール01 1冊の基本書にすべての情報を集中させよう
    ルール02 道具選びは機能性とオシャレ性を重視しよう
    ルール03 強力な勉強仲間を作ろう
    ルール04 「試験を目標にする」のはとても効果的だ
    ルール05 「成功のイメージ」を潜在意識に刷り込もう
    ルール06 勉強こそ若返りに最適である
    ルール07 自分で自分の限界を設定するな

    第2部 続ける秘訣は「楽しく勉強すること」にあり!
    ルール08 自分の心に「ご褒美」を与えよう
    ルール09 学んだことを「長期記憶」として定着させよう
    ルール10 詰め込みと丸暗記は「善」だと思え
    ルール11 勉強の時間帯は気にするな!
    ルール12 マトリクス計画表が効果を倍増させる
    ルール13 右脳のパワーを徹底的に利用しよう

    第3部 一気に成果を上げる最強のヒント
    ルール14 「突っ込む癖」で論理力を養おう
    ルール15 五感をフルに使って勉強しよう
    ルール16 教材は「迷ったら買い」を肝に銘じよ
    ルール17 資格や学歴は取れるときに取っておこう

    おわりに

    コラム国語編 現代国語には、れっきとした「解法」がある
    コラム英語編 知価社会では、英語の「読み書き力」が必須だ
    コラム法律学編 最重要ポイント2点を押さえれば、法律学はバッチリ!
    コラム会計学編 会計は「本物の財務諸表」で勉強するのがベスト
    コラム経済学編 「公務員試験レベルの経済の問題を解く」ことをめざそう

  • 勉強方針を決める上で確実に核になる本。
    勉強本はこれまで何冊か読んできたが、実現性が高い方法がいくつも紹介されていると感じた。
    「これは難しいだろう」という方法もあることはあるが、それも内容を咀嚼して自分なりに改良してやっていける気はする。そういったヒントがいくつも紹介されている。
    勉強法に迷ったらいろいろと手を出すのではなく、本書の該当する部分を再読してそれを咀嚼して自分になりにやっていくのがいいと思う。
    記憶の保持、喚起はつらい作業だが、結局それを辛抱強く続けたことが好結果につながった、とある(P121)。
    どんな方法でも結局やり続ける意思が重要。その意思があったうえでの方法でもある。

    ●以下気になったことをランダムに。
    p19 ボリュームの多い科目を勉強するには「分量の少なくかつ読みやすい入門書の類を短時間でざっと読むこと」
    →これはいまの仕事でもとても有効。その分野の全体像を数冊でざっと概観すべきことがよくあるからだ。
    →1冊の基本書にすべての情報を集中させるのはどうか? 英文法、マクロ経済学、ミクロ経済学、物理でやってみてもいいか。

    p53 最も効率的な勉強のひとつは「誰かに教えること」
    →このレビューも誰かに教えるつもりで書くのがいいかも。

    p82 モチベーションアップについて。 成功した時の自分のイメージを強く思い浮かべることでいずれはそのイメージが実現する。
    →仕事、自分の勉強、子供たち、どれも成功した時のイメージ

    p119 忘却を防ぐための作業は、物事を覚えてから数時間以内に行えば、1日で生じる急激な忘却を緩和することができることができ、記憶換気のための復習は1日後、1週間後、1か月後というように間をあけて行うのが理想的。

    p123 同じ種類の記憶や学習をしている際に「順行抑制」「逆行抑制」が現れる
    10個単語をまとめて覚える時はスキマ時間に1個ずつ覚えるほうが効果的。食事の前に1つ、お風呂に入る前に1つ、トイレで1つなど。
    →p119とp123の組み合わせを実現するには、単語帳に書き出しておいてそれをスキマ時間で見る習慣。時々それを読み返すのがよいか。

    p128 記憶作業には逓増性がある。やればやるほど効果がどんどん上がっていく。
    →高校生の頃の英語の勉強がまさにそう。英単語、英文法の知識をどんどん増やしていったら読める本が増えて、単語習得がしやすくなった。

    p135 検索機能が普及しているいま暗記は必要ないという反論があるが、ある程度の知識が最初になければネット検索そのものさえできないし、仮にできたとしても膨大な時間がかかる。
    →それに加えて、ある程度の知識がなければ、その検索して出てきた情報の真偽、正誤、確かさが測れない。また、その知識とリンクする知識も必要。そうしないと新しいものが生まれないのでは? AI時代に残される人間の創造性能力の核になること。

    p170 3か月で勉強するというのであれば「長期回転」の期間を2か月、「中期回転」の期間を3週間、残りの10日弱を「短期回転」の期間、試験直前にもう一度見直す

    p182 目的に応じてテキストを最大限活用したいなら、自分用に加工しなければならない。その加工法としては、「2段階マーキング法」。
    ①重要な文章、ひとまとまりをアンダーラインを引く。アンダーラインは方針によって色分けする
    ②アンダーラインをを引いた中で特に覚えておきたい言葉を蛍光ペンで塗りつぶす。
    →平凡な方法だが、これによってヴィジュアル的にインプットされる。また、意識的にやることによって、このライン引きの最中に覚えられるという効果が期待できるかも。

  •  著者の学習術。ファンなら読んでも良いが、さして目新しいところはない。「中学受験Bible」で代替可能だし。

  • 著者はできる人だから、常人にはあまり参考にならないかも

  • 【忘備録(引用)】
    ・全ての情報を基本書の余白に書き込む。
    一冊の基本書に重要な情報を集中させる。

    ・何を学習したのかを頭の中で反芻する(5分程度)。
    覚えていない部分はテキストに立ち戻って確認。
    もう一度頭の中で繰り返してから勉強を終える。

    ・意味もわからず、頭の中に叩き込む。

    ・「突っ込む癖」をつける。
    日常生活で何かが目に止まった時、
    「なぜこんなことになっているのか?」
    と理由を自問自答してみる。

  • 分量の少ない入門書を、わからない部分は気にせず、何度も回転させる
    もっとも効果的な勉強法の一つは誰かに教えること
    まとめていろいろ覚えようとするより、スキマ時間に少しずつ覚える方が効果的である
    続けて勉強する場合は、なるべく性質の異なる分野や科目を組み合わせてやる方が単一の種類の学習を続けるより効果的である
    同じ種類の学習を長時間続けると、最初の頃の知識は後の学習に上書きされ消えて行ってしまう。
    問題を解くことは記憶を定着させる上で極めて効果的である。
    眠たいとき、しんどい時に無理やり勉強しても頭には入らない。ベストコンディション時に勉強をしなければならない。
    起床時間を少しだけ早めて勉強する。
    帰宅後、20分だけ仮眠してから勉強する
    歌詞のない音楽で右脳を活性化させる
    学歴や資格は十分条件ではないが必要条件
    現物投資より、自己投資。
    勉強はローリスク、ハイリターンな自己投資。

  • 自分が大学受験時代に勉強の本を読み漁って作り上げた勉強方法を忘れたまま大学を2年間過ごしてきたのを、この本が思い出させてくれた。とはいえありふれた内容ということではなく、言いたいことは当たり前のように感じるが例などが巧みで自分の中にすぐに入ってきた。

    自由貿易は両国にとって利益になる。

    潜在イメージは大切

    学習に年齢制限はない。記憶力に限界はない

    試験を受けろ

    回転させろ

    アウトプットしろ。人に教えることはいい

    金を惜しむな。本は買え

  • 超勉強法を知りたくて読書。

    現役東大合格、弁護士の天才が書く勉強法が凡人の自分に再現性があるのかと劣等感丸出しで手にしたが、著者が勉強方法をあれやこれやと試行錯誤を重ねた結果だと分かってくる。

    ・合格者の体験談を徹底的に分析する。
    ・イメージ活用で潜在意識を動かす。
    ・忘却曲線の性質を上手に活用する。
    ・マトリックス計画表。
    ・朝の時間、自分にとって集中できる場所を探す。

    この3年は、合格者の体験などをブログ等で探し、学習時間、参考書、勉強法などを参考にしてきた。もっとこの作業に時間を割く必要がありそうだ。ここが合格の基礎。

    忘却曲線の性質を生かすのは、フォトリーディングでも応用されている。本書で参考になったのは、1時間勉強したら5分復習する「黄金の作業」を習慣化する。その後、数日後、1週間、1か月後と復習して定着させる。定期的に復習して定着させるのは、カランメソッドに近い。

    丸暗記についても少し認識を改め取り組んでみたいと思う。

    文中で紹介している筆記具や道具の写真や参考サイト等も紹介するとより読者にとって再現性が高くなるかと。

    読書時間:約1時間5分

全55件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

荘司雅彦(しょうじ・まさひこ)
1958年、三重県生まれ。81年、東京大学法学部卒業、旧日本長期信用銀行入行。85年、野村證券投資信託入社、86年9月、同退社。88年、司法試験合格。91年、弁護士登録。2008年、平均的弁護士の約10倍の案件を処理する傍ら、各種行政委員会委員等も歴任。元SBI大学院大学教授。
『中学受験BIBLE』『最短で結果が出る超勉強法』『最短で結果が出る超仕事術』(いずれも講談社)、『荘司雅彦の法律力養成講座』(日本実業出版社)、『小説離婚裁判』(講談社文庫)など著書多数。『男と女の法律戦略』(講談社)はドラマ「離婚弁護士II」の脚本に、弁護士の戦略として採用される。また「こたえてちょーだい! 」(フジテレビ)、「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)などテレビ、ラジオに多数出演経験あり。現在、サイバー大学客員教授として「六法と法哲学」を担当、NewsPicksのフォロワー数は10万人を超える。

「2022年 『すぐに結果を出せる すごい集中力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

荘司雅彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×