ユーマネー-Free<タダ>でお金と自分を成長させる方法 (講談社BIZ)
- 講談社 (2010年7月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062821346
感想・レビュー・書評
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10.7.x 石井ブログ
■「フェイスブック」
2004年、ハーバード大学の学生が無料のサービスを始めました
5ヶ月で1億人が会員になる
1日に65万人近い人が新規登録
5000万ユーザーの達成に、ラジオは38年、テレビは13年、インターネットは4年、アイポッドは3年
■資金ゼロ、知名度ゼロ、人脈ゼロ
約1年で年商1億円を突破
■「You Money(ユーマネー)」
成功と成長にリアルマネーはどんどん必要なくなってくる
「知識・注目・評価」の3つが生み出すもの
■21世紀の主戦場
非貨幣経済の中で得た信用をどうすれば貨幣に交換できるか
■フリー時代のビジネスに必須のマインド
「広い視野を持つ」「組み合わせで考える」「すぐ行動する」の三つだと考えています
■ハイブリッド型のビジネスパーソン
フットワークが軽く、広範囲な知識、スキル、人脈をカバーするハイブリッド型のビジネスパーソンになる
■広い視野を持つ
技術や知識など、何かに依存するのをやめる
■自分インデックス
自分インデックスをつくり、自分のやりたいことを俯瞰できるようにしています
自分のやりたいこと(これで成功したいというキーワード)をインデックス化すること
これで成功したいというキーワードを紙に10個書いてみてください
■組み合わせで考える
すでにあるものに参入するのはけっして難しいわけではなくて、いまあるものと何かを組み合わせて戦えばいい
まずは調査をして、そこに何か別のものをプラスして、新しい価値を創出していく
■すぐ行動する
すばやい行動には、先行者利益を得られる、機会損失を減らせる、無駄な時間を減らせるなど、たくさんの利点があります
■自分ですべてをやらない
すぐ行動するためには、自分ですべてを抱え込まないこと
■iOS4
iAD
アプリを終了することなく、アプリ内でフルスクリーンビデオや、インタラクティブコンテンツを展開
アプリ開発者はiAD売上のうちの60パーセントを受け取れる仕組み
■アップルCEOのスティーブ・ジョブズ
「iADは、広告主にウェブの双方向性と感情に訴えられるテレビCMのようなツールを提供し、ユーザーにはアプリの外に出ずに広告を見る方法を提供する。」
■ソーシャルメディア
有益な情報を持っている人と、お金をかけずにつながれる
与えるものは、与えられる
■取材力
質問は短いほうがいい
長くてもツイッターでつぶやけるくらいの文字数
■情報収集
最初は制約を考えずに、収集する情報の幅を広げている
■マット・ハーディング
変な踊りを公開してVISAのCMキャラに
■kizasi.jp
http://kizasi.jp
自分のブログだけをテキストマイニングできる
■プロフィールを10個書いてみる
10個のやりたいことで、それぞれ自分のプロフィールを書いてみてください
■注目を集める
プチナンバーワンになる
入り口を多くする
情報は出し惜しみしない
情報発信を習慣化する
■ネットで高い評価を得るには
量
ニッチなことをやるにしてもある程度は量のことも考えないと話にならない
■注目を集めるためのワークフロー
●キーワードの組み合わせで情報を集めて競合が少ない分野を見つけ、人と違うことをするか、別の場所に行くかを、広い視野で考える
●見つけた分野でプチナンバーワンや初を目指して情報発信を続ける
●注目してほしい人が集まっているかどうかをアクセス解析などで測定し、改善していく
●その課程で間違ったことをした場合はすぐ謝り、悪評というマイナスの通貨が集まらないようにする
【本日の紹介書籍】
ユーマネー Free<タダ>でお金と自分を成長させる方法 (講談社BIZ)
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中村 祐介
講談社
売り上げランキング: 876
おすすめ度の平均:
Web音痴の人に一度読んでみてほしい一冊
ソーシャルメディアを活用しての実践的なブランディング本
明日からすぐに役に立つ情報が満載
オススメの一冊
Amazon.co.jp で詳細を見る
【関連エントリー】
■書評■
「ポジショニング戦略」アル・ライズ
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10376541632.html
「芸術企業論」村上隆
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10316424995.html
■セミナーレポート・体験記■
「新プラットフォーム思考」平野敦士カール氏講演会
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10478129357.html
【編集後記】
週末長男のさっくんが調子を崩したこともあって、猛暑の中家にこもって、子供達と「となりのトトロ」と「風の谷のナウシカ」を見ました。
なんとなく喜んでいる子供達を尻目に、改めてすごい世界観とのめりこんでしまう構成に圧倒されました。
マンガ版の風の谷のナウシカが読みたい多読書評ブロガーの石井でした。
本日も多読書評ブログ「行動読書」を最後までお読み頂きありがとうございました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そんなに皆セールスポイントがあるものなの??
・自分ブランド本の総仕上げになるかも。翻訳でないのもポイント。
・自分をインデックス化する(=タグ付け)
・自分ですべてをやらない(ex.プログラムを勉強しない)
・相手がびっくりするような質問を1つ考える
・人と違うことをするか別の場所に行くか
・売れている芸能人は大きく動く
[more]
序章 フリー時代のマインド・リセット(成功にお金がかからない時代
知識・注目・評価を集めて収益化する ほか)
1章 知識を集める(知識を集めるとなぜ儲かるのか?
情報を自動で集める仕組み「グーグルアラート」 ほか)
2章 注目を集める(注目を集めるとなぜ儲かるのか?
変な踊りを公開してVISAのCMキャラに ほか)
3章 評価を集める(評価を集めるとなぜ儲かるのか?
サービスごとにYou Moneyがある ほか)
4章 お金を集める(どうすればお金を集められるのか?
収益化の際の注意点 ほか) -
ツィッターとか、グーグルとかネットにあるものを使って、自分の価値(知名度、スキル)を高めて成功しよう!
と言う主旨の話。
ネットでは正直に、自分の価値はありったけ吐き出して、繋がりをたくさん作るのが成功への道。
ってのが要約? -
web、ソーシャルメディアを仕事に活かすのみならず、タイトル通り「自分を成長させる」方法論がいろいろ。活用法やサービスの紹介がつらつらと書かれただけの本はよく見かけるが、それに取り組むあたっての姿勢についても言及。事例も豊富、文章もとても読み易い。こういう本はすぐに古くなりがちだけど、何度も読み返せそう。
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・一言でまとめると?
学歴や収入に関係なく、Freeで成功できる時代。自分に注目を集め、価値を高めていくことで成功を手に入れられる。本書に掲載されている実例や方法は、誰にでも出来ること。ただ、実践し続けること、的を取捨選択するセンス・運も必要というところに難しさがありと感じました。個人的には、可能性が広がるようなわくわく感があり、一気に読めました。
・印象に残ったフレーズ(3つ程度)
⇒ 自分をインデックス化する(P24~)
⇒まったく新しいアイデアを考えるのではなくて、今あるものに、別の何かをプラスして、新しい価値を創出していく(P34~)
⇒プラットフォーム 作りには情熱と努力と運が必要(P208~)
・自分語り(本の内容に通じる経験・反省などの共有)
この本を読むまで意識してこなかった(時代錯誤ですみません^^;)のですが、無料の恩恵なしには今の生活は成立していないです。テレビも見るし、YouTubeも利用するし、mixiやskypeも全部無料。このタダを活用しきれていないとつくづく感じましたが、まずは書いてあることの実践からと、グーグルアラートでGmailを活用し、情報をすぐに引き出せるようになること、自分をインデックス化して、与えられるだけでなく、価値あるものを提供できるようになりたいと思いました。
サイト売却で収益化(P201~)は、近い将来の投資対象として株や投資信託のような位置づけになっていくのかなと思いました。
・つっこみどころ(あれば)
成功と成長を遂げるためには、新しい通貨「You Money」という、インフレ・デフレのない蓄積型の通貨という考え方が面白かったです。タダなので誰でも出来るけど、公開されているYou Moneyの集め方を継続し続けてこそ価値がある。する人としない人で二極化していきそうだと感じました。
・本から学んだことをどう活かすか?
⇒やりたいことを紙に書きだす
⇒アカウントを持っている、twwiter,mixi,facebookの連動フローで更新回数を増加させる
⇒覚えなくても自分なりに、情報の引き出し方 を確立する -
【実践的内容は◎】
特に目新しいものがあるわけじゃなかったので、
良くもなく悪くもなく。
コンテンツの紹介が組み込まれていているので、
情報が旬な内に読んでおいて良かったと思える本。
一年後には情報が古くなってる可能性が高いかな。
twitterやgoogleを使いこなして、情報をいかに効率よく手に入れ、
それをビジネスとして構築させていくか。
それを知りたければ、おそらく一番わかりやすく書かれていると思います。 -
今まで趣味として、何気なく発信していた情報。気づかずにいれば宝の持ち腐れになってそのままに。でも、これを読み終えて自分の可能性や未来に展望が開けたように思う。あとはこれらの実践を具体的に出来るかどうか。行動力と継続力が問われる。本書のアイディアは即、誰にでも出来る事。一つづつやってみるべし。自分の数年後の変化を楽しみに・・・(^^)v
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Twitterの利用法など、活用出来そうな項目が良い。自分の強みを生かす戦略が披露される。
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ソーシャルメディアをフル活用して、自分の価値を高めようと言う本。
人の役に立つことを意識し続けることが大切だと再認識した。 -
会社の看板で仕事をするのではなく、個人としてどう力をつけるか。ソーシャルメディア(ツイッター、フェイスブック他)を使った自分の価値を上げる手法を自身の事例を交えて紹介。再度読み返したいくらい参考になる。