東海道中膝栗毛 (21世紀版・少年少女古典文学館 第20巻)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 90
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062827706

作品紹介・あらすじ

ここに登場するのは、名コンビ弥次さんと喜多さん。花のお江戸をあとにして、のんびり観光旅行としゃれこむはずが、小田原では風呂の底をぬき、浜松では幽霊に腰をぬかす。宿場宿場で大騒動をくりひろげ、こりずにドジをふみつづけながら、各地の名物にはちゃんと舌づつみを打って、東海道を一路西へとむかうのであります。あまりのおもしろさに、江戸時代の読者たちもつぎへつぎへとつづきをのぞみ、作者十返舎一九も期待にこたえて、あとからあとから続編を書きついだという大ベストセラー。

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃、中学生かな
    読んだ記憶がありも一度同じものを読みたいと思ったけど、一体どの本だったか見つからない、十辺舎一九の原作でないことは明らかで、この本も2010年発売だから違うんだけど、読んだ感じは近いんだ。
    やっぱり面白いね

  • 面白い物語

  • 挿絵は南伸坊

  • 原書で読む自信がなかったので、購入。
    面白かったです。
    これを読んでみてから、実際その土地に足を運んでみたら、もっと楽しめると思います。

  • 面白かったです。

  • 府中出身の元武士、十返舎一九のベストセラー本「東海道中膝栗毛」を、現代の言葉で分かりやすくかつ面白く伝えてくれるのは、やはり静岡出身の村松友視氏!
    原作での「しぞーか弁」も再現・・・してたっけ?←しぞーか弁

    一応「少年少女向け」の本とはなっておりますが、大人向けだと思います。
    だって、弥次さん喜多さんの行動はいつだってオトナ向けだからなのです(^^;
    少年少女に「伝えてしまっていいの?」な内容をふわあっと包み込み、二人の滑稽さに焦点を当ててます。
    しかし刀を持たない理由を熱く語らせ、色々な人と出会い、騙され、エッチな目的もしっかり忘れない二人をイキイキと描き出してます。

    原作本を読む前に読んでおくと、原作本に素直に入りやすいです。
    または原作本が読みにくくて進まなくなってしまった人にもオススメです!
    ↑ワタシのことです。 やっと読み終えましたが(^^;

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著者プロフィール

1940年東京生まれ。慶応大学文学部卒。『時代屋の女房』で直木賞、『鎌倉のおばさん』で泉鏡花賞受賞。著書に『アブサン物語』『北の富士流』『アリと猪木のものがたり』『猪木流』『老人の極意』『老人流』等。

「2022年 『ゆれる階』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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