ひみつのプクプクハイム村 (講談社の翻訳絵本)

  • 講談社
3.29
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本棚登録 : 66
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062830744

作品紹介・あらすじ

昔むかし、プクプクハイムが、まだクサイハイム村と呼ばれていた頃、村人たちがいつもおおいに頭を悩ませていることがあった。それは村全体が、クサイこと。
じつは、村の近くのおケツ山に巨大な謎の生き物が住んでおり、村の作物を食べては、おならをしまくっていたのだ。

村人は一致団結して、謎の生物退治に乗り出すが・・・・・。

現代ドイツを代表する画家、ミヒャエル・ゾーヴァが、はじめて絵だけでなく文章も手がけた絵本。竜のおならに悩まされていた村人たちが、おならで逆襲して大成功!という笑えるお話です。

ユーモラスな語り口と、ゾーヴァらしい丁寧な絵が大きな魅力です。

感想・レビュー・書評

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  • M.ゾーヴァ作「勇者ヘリベルトが戦いを挑み竜を村から追い出した」伝説は真赤な嘘。昔,クサイハイムと呼ばれていた村の過去に隠された真実に失笑する。忽然と消えた竜はどこへいったのか。謎は残る。

  • ドイツの田舎の「プクプクハイム村」が、遠い遠い昔「クサイハイム村」と呼ばれていた頃の奇想天外な物語。 恥ずかし屋で、気の小さい怖がり屋の<竜>が、「ふたご山(おケツ山)」に棲んでいた。この<竜>が放つオナラが猛烈に臭い。頭を抱えた村人たちは、かつて騎士の見習いだった男を竜退治に駆りだした!・・・この絵本の作者ゾ-ヴァは語る「この物語の教訓は、何にもなし。 竜の炎は口からじゃなく、お尻から吹き出るってことを覚えておいてほしい。炎のオナラを出す竜を相手に戦ったなんて、かっこ悪すぎて言えないもの 」と。

  • めちゃくちゃオナラの話

  • ゾーヴァさん、どうしたの⁈この時期病んではったのかな、オナラネタ絵本…オナラ炸裂…凄まじい…

  • 文章を割愛した日本版とのことだけど、そのせいかどうかわからないが、物語はそんなに面白くない。
    ゾーヴァの絵は好きだが、この物語をわざわざ描く必要あったのかな。
    おならの話は、子どもはだれでも好きだけど、へっこきあねさほどのインパクトもなし。

  • どの国でもおならのお話ってあるんだね。
    お尻のような山、そこに竜がいて臭いオナラをするか困る村人。どうしたものか。
    そこに退治を依頼された男が竜をとらえる。
    ある国の王がその竜をもらうのと引き換えに町の名前をプクプクハイム村という名前にしてくれたはなし。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00266948

  • 竜の退治の仕方が面白い。
    絵も良い。

  • 竜は何処へ行ってしまったんだろう?

  • 巨匠 ミヒャエル・ゾーヴァ氏のサイン会開催! 絵本『ひみつのプクプクハイム村』(講談社刊10月18日発売) の刊行記念 - MSN産経ニュース
    http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131017/prl13101713290027-n1.htm

    講談社のPR
    「現代ドイツを代表する画家、ミヒャエル・ゾーヴァ 初めての創作絵本
    おもしろくて、美しい! ゾーヴァの新境地。

    昔むかし、プクプクハイム村が、まだクサイハイム村と呼ばれていた頃、村人たちがいつもおおいに頭を悩ませていることがあった。それは村全体が、におうこと。
    じつは、村の近くの山に巨大ななぞの生き物がすんでおり、村の農作物を食べては、おならをしまくっていたのだ。

    ミヒャエル・ゾーヴァの美しくユーモラスな絵本、誕生。」

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著者プロフィール

1945年、ベルリンに生まれる。挿画に『ちいさなちいさな王様』『キリンと暮らす クジラと眠る』『思いがけない贈り物』『魔笛』、画集に『ミヒャエル・ゾーヴァの世界』などがある。現代を的確に風刺した画家に与えられるオラーフ・グールブランソン賞を受賞。

「2019年 『僕が神さまと過ごした日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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