作品紹介・あらすじ
ムーミンママがどんなときでも肌身離さず、大切にしている黒いハンドバッグ。そんな、ママの目印でもあるハンドバッグの中には、なにがはいっているの? そんな想像をふくらまして、絵本ができました。バッグを開いていくと、ムーミン童話でおなじみのアイテムがいっぱい。ひとつひとつのアイテムに、ムーミン童話のさまざまなエピソードが思い起こされます。原作の世界から飛び出した、持ち歩けるバッグ形のキュートな絵本。
感想・レビュー・書評
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かばんのかたちの絵本。
見た目が可愛らしい。
内容はいくつかの場合別にムーミンママのかばんの中身を紹介したもの。
中身を羅列しただけと言ってしまえばそうなので読み聞かせというよりこんなものが入っているんだなぁと子供と指差ししながら楽しんだ。
かたちがかばんなので持ってきやすいようでお気に入りにはなっているみたい。
著者プロフィール
カーラ夫妻は、ともに美術教師の資格を持つイラストレーター・絵本作家で、ふたりは、トーベ・ヤンソン作品のもつ哲学や調和を大切にしながら、ムーミン絵本の制作にあたっている。その絵本のなかでは、ムーミンの世界に存在する、よろこびやエネルギー、ユーモアが最大限に再現されており、フィンランド国内でも高い評価を得ている。『ムーミンのさがしもの』(講談社)など、ムーミントロールやちびのミイを主人公とした、夫妻のムーミン絵本は、すでに10数冊にもおよぶ。4人の息子とともに、南フィンランドのシウンティオで暮らしている。
「2016年 『ムーミンママのハンドバッグ』 で使われていた紹介文から引用しています。」
リーナ・カーラの作品