2999年のゲーム・キッズ 完全版 DX (講談社BOX)

著者 :
  • 講談社
3.76
  • (4)
  • (8)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 85
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062836593

作品紹介・あらすじ

渡辺浩弐の原点ここに!!

塔のコンピュータが、あらゆる機能を管理する「街」。そこには完璧な幸福が実現している……はずだった。機械化した体と心。その奥に潜む闇と光。この空間は何のために存在しているのか。人々はなぜ、生かされているのか――!?

TAGRO氏による描き下ろしイラスト・コミックを収録した『2999年のゲーム・キッズ 完全版DX』!

『週刊ファミ通』で好評連載された、渡辺浩弐の原点!今ここに復活!!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [ 内容 ]
    塔のコンピュータが、あらゆる機能を管理する「街」。
    そこには完璧な幸福が実現している…はずだった。機械化した体と心。
    その奥に潜む闇と光。この空間は何のために存在しているのか。
    人々はなぜ、生かされているのか―!?
    TAGRO氏による描き下ろしイラスト・コミックを収録した『2999年のゲーム・キッズ 完全版DX』。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 皮肉ったお話です。
    最初のシカの話、これはゲーム版の絵でイメージしたほうがいいかもしれませんね。
    でも、今作の絵もこのお話にあっているとおもいます。
    舞台は「街」。どの話もおんなじ街を背景にすすんでいきます。
    かなり厚い本ですが、一つ一つの話が短い(シカの話等を除く)のであっという間に読めてしまいます。

  • 中学生の頃,ゲーム雑誌ファミ通を読んで驚愕したね。
    1ページの中に落ちまでついた物語があるなんて!
    近未来的なショートショートで,雰囲気は「世にも奇妙な物語」に近いです。

  • 最初は分厚いし、意味不明だし、挫折しそうだった。
    けどバラバラの話を見ていくうち、ひとつひとつが少しずつ入ってきて、
    気付いたら全部読み終わってる。
    そんな感じの話。

  • 『2999年のゲーム・キッズ 完全版』(エンターブレイン刊、以下『原書』)に、
    TARGO氏によるイラストコミックを追加収録して講談社BOXとして発売。

    原書の方はその内容と共に装丁の豪華さが相まって、
    なかなか頻繁には読み返せるものではなかったので、
    手軽に読めるBOX版が発売されたのは非常にありがたい。

    TARGO氏によるイラストは、これはこれで良いのだろうけれど、
    『ファミ通』をリアルタイムで読んでいて、
    かつプレイステーションコミック版の『2999年〜』をプレイした身としては、
    やはり夢野れい氏の描いたキャラ、世界の方が合っていたように思う。

    夢野れい氏の描いた『2999年〜』のイラストは、数カットだけ、
    『2999年のゲーム・キッズ』(アスキー、アスペクト刊)に収録されている。
    また、夢野れい氏自身のマンガである『GENERAL MACHINE』で描かれている世界が、
    ほぼ『2999年〜』で描かれている世界に一致しているので、参考程度に。

  • 「ゲーム・キッズ」シリーズ第四弾。従来までのシリーズと異なり、舞台となる「街」が存在する事、メインとなるキャラクターがいる事が大きな違い。従来型のショート・ショートもこの「街」の中で起こる出来事が描かれている。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

小説家・ライター。1962年、福岡県生まれ。1980年代から、映像・ゲーム業界でライターとしてのキャリアを出発させる。『週刊ファミ通』での連載を経て1994年に刊行された『1999年のゲーム・キッズ』で、本格的に小説家としても活動を開始。以後も、デジタルテクノロジーを題材に未来の姿をシミュレートするSF小説集として〈ゲーム・キッズ〉シリーズを手がけ続けている。本書での取材をもとにした〈ゲーム・キッズ〉シリーズ最新作も2023年内に刊行予定。著書に『2020年のゲーム・キッズ →その先の未来』、『世にも醜いクラスメートの話 渡辺浩弐ホラーストーリーズ』(ともに星海社FICTIONS)など。

「2023年 『7つの明るい未来技術 2030年のゲーム・チェンジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺浩弐の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×