- Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062836593
作品紹介・あらすじ
渡辺浩弐の原点ここに!!
塔のコンピュータが、あらゆる機能を管理する「街」。そこには完璧な幸福が実現している……はずだった。機械化した体と心。その奥に潜む闇と光。この空間は何のために存在しているのか。人々はなぜ、生かされているのか――!?
TAGRO氏による描き下ろしイラスト・コミックを収録した『2999年のゲーム・キッズ 完全版DX』!
『週刊ファミ通』で好評連載された、渡辺浩弐の原点!今ここに復活!!
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
塔のコンピュータが、あらゆる機能を管理する「街」。
そこには完璧な幸福が実現している…はずだった。機械化した体と心。
その奥に潜む闇と光。この空間は何のために存在しているのか。
人々はなぜ、生かされているのか―!?
TAGRO氏による描き下ろしイラスト・コミックを収録した『2999年のゲーム・キッズ 完全版DX』。
[ 目次 ]
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
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皮肉ったお話です。
最初のシカの話、これはゲーム版の絵でイメージしたほうがいいかもしれませんね。
でも、今作の絵もこのお話にあっているとおもいます。
舞台は「街」。どの話もおんなじ街を背景にすすんでいきます。
かなり厚い本ですが、一つ一つの話が短い(シカの話等を除く)のであっという間に読めてしまいます。 -
中学生の頃,ゲーム雑誌ファミ通を読んで驚愕したね。
1ページの中に落ちまでついた物語があるなんて!
近未来的なショートショートで,雰囲気は「世にも奇妙な物語」に近いです。 -
最初は分厚いし、意味不明だし、挫折しそうだった。
けどバラバラの話を見ていくうち、ひとつひとつが少しずつ入ってきて、
気付いたら全部読み終わってる。
そんな感じの話。 -
『2999年のゲーム・キッズ 完全版』(エンターブレイン刊、以下『原書』)に、
TARGO氏によるイラストコミックを追加収録して講談社BOXとして発売。
原書の方はその内容と共に装丁の豪華さが相まって、
なかなか頻繁には読み返せるものではなかったので、
手軽に読めるBOX版が発売されたのは非常にありがたい。
TARGO氏によるイラストは、これはこれで良いのだろうけれど、
『ファミ通』をリアルタイムで読んでいて、
かつプレイステーションコミック版の『2999年〜』をプレイした身としては、
やはり夢野れい氏の描いたキャラ、世界の方が合っていたように思う。
夢野れい氏の描いた『2999年〜』のイラストは、数カットだけ、
『2999年のゲーム・キッズ』(アスキー、アスペクト刊)に収録されている。
また、夢野れい氏自身のマンガである『GENERAL MACHINE』で描かれている世界が、
ほぼ『2999年〜』で描かれている世界に一致しているので、参考程度に。
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「ゲーム・キッズ」シリーズ第四弾。従来までのシリーズと異なり、舞台となる「街」が存在する事、メインとなるキャラクターがいる事が大きな違い。従来型のショート・ショートもこの「街」の中で起こる出来事が描かれている。