徳川家康 ―天下太平― 戦国武将物語 (講談社青い鳥文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062852784

作品紹介・あらすじ

「がまんだ。この世は思いどおりにならないことばかりだ。だから、がまんするのだ。そうしていれば、いつか道はひらける。」-。幼くして母と生き別れ、人質として苦労した少年時代から、家康はその信念をつらぬいてきた。信長、秀吉とも互角に渡り合い、戦国時代を終わらせ、260年続く太平の時代、江戸時代のいしずえをきずいた家康の生涯とは!?小学中級から。

感想・レビュー・書評

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  • 自分ではどうにもならない運命。
    幼い頃から、大人の事情にふりまわされて、家族を持てなかった家康が不憫である。そんな経験からか、すぐに行動に移すというよりは、周りの状況を見て、ゆっくり判断する家康であった。家康の生き方というよりも、この伝記を通して、当時の流れ、他の戦国武将のこと、人物相関図も理解できた。
    政略結婚ってどうなんだろう?
    「愛している」とかの、うつろいやすくあやふやな動機より、「家のため」「父のため」と割り切った方が、いざというとき頑張れる気がする。こんなことを考えるのは自分だけだろうか。

  • ※図書室で借りた本

  • 信長、秀吉に従って、ちゃっかり最後に、将軍になった。
    というイメージですが。
    先を見る目と、忍耐力で、頑張ったのです。

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著者プロフィール

1949年、佐賀県出身。早稲田大学政経学部卒業。『遊民爺さん』(小学館文庫)で開高健賞奨励賞受賞。史実にもとづいた読みやすい歴史物語には定評があり、おもな著書に『織田信長‐炎の生涯‐』『豊臣秀吉‐天下の夢‐』『徳川家康‐天下太平‐』『黒田官兵衛‐天下一の軍師』『武田信玄と上杉謙信』『真田幸村‐風雲! 真田丸』『大決戦! 関ケ原』『徳川四天王』『飛べ! 龍馬』『西郷隆盛』『三国志』(全7巻)、『西遊記(新装版)』『明智光秀』(以上講談社青い鳥文庫)など。歴史もののほかにも『プラネット・オルゴール』(講談社)『三島転生』(ポプラ社)『龍之介怪奇譚』(双葉社)などの作品がある。

「2022年 『歴史人物ドラマ ジョン万次郎 民主主義を伝えた男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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