雨月物語 悲しくて、おそろしいお話 (講談社青い鳥文庫)

  • 講談社
2.67
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062856409

作品紹介・あらすじ

ふしぎでせつない話、あやしくおそろしい話などが入っている古典の名作『雨月物語』。4編を選び、わかりやすい現代語訳でおとどけします。
 まじめに働かない正太郎に両親が決めた結婚相手は、がんばり屋で美しい磯良(いそら)。ところが結婚式の日、神様が幸運をさずけてくれるなら大きな音を立てるはずの釜は、小さな音さえも立てなかった――。(「がんばり屋【吉備津の釜】」)
 ほかに「待っています【浅茅が宿】」、「再会の約束【菊花の約】」、「決められない男【蛇性の婬】」を収録。

<小学上級から・すべての漢字にふりがなつき>

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 雨月物語のいろんなバージョンを読んでいて手に取りました。
    浅茅が宿 まっています

    菊花のちぎり 再会の約束

    吉備津の釜 がんばりや

    蛇性の婬 決められない男

    9つある雨月物語のうち4つがおさめられていました。訳者さんのがんばりをかんじました。睦月ムンクさんの絵も素敵です。

  • 約束をテーマにした、悲しい物語4編。
    やるせない。きれいな絵とともに。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

大阪府生まれ。1734(享保19)年~1809(文化6)年。江戸後期の読本作者。歌人、茶人、俳人、国学者でもある。『雨月物語』は5巻9篇で構成され、1776(安永5)年に出版された。

「2017年 『雨月物語 悲しくて、おそろしいお話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

上田秋成の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×