隠された皇女 ~法官と秘めたる誓い~ (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062867580

作品紹介・あらすじ

エルトゥールル帝国の田舎町に暮らす少女ハディージェは医師見習い。亡くなった父親の施療院を叔父に奪われそうになり、父の友人という法官に会いに帝都の名門カラハリル家を訪れる。そこで、プライドの高い若き法官アスラーンに出会うことに。互いに第一印象は最悪。だが、亡くなった父同士がふたりの婚約を約束していたことが発覚する。婚約解消を条件にアスラーンの協力をとりつけ、ハディージェはアスラーンとともに故郷に向かうが、思わぬ事態に捲き込まれることに!

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ2作目

  • エルトゥールル帝国シリーズ。
    こっちもおもしろかった。
    前作よりももっと前の出来事。
    ラフィークも出てきます。
    アスラーンには悪いけれどやはりラフィークが素敵。

  • 政変のちょい前のお話。さてさて…

  • シリーズ通して読むと「泣きつかれて眠るor失神」多すぎ。
    またかよ…とげんなりします。
    三人称なのに視点がコロコロ変わるのもあまりよろしくない。
    しかし全体的にはしっかりした話に恋愛が絡んでる感じで楽しめました。

  • 最近、アラビアン風の少女小説を数作読んだもののあまり面白く感じられずじまい。だけど、この本は迷わず買いました。表紙と最初の五ページに魅せられたので。
    とにかく、こんなに楽しく読めたのは初めて! アスラーンのキャラたまりませんね。無愛想、堅物、超有能、大好物です。話のリズムが整っていて、緩急もばっちり。安心してわくわくできました。リズムがバラバラだったり、急かされるように急ぎ足だったりすると、読者は置いてけぼりにされている気持ちになりますが、この作品はそれがなかった! 最初から最後まで飽きさせずついてこさせる小説です。オススメ。

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著者プロフィール

神奈川県在住。立教大学文学部卒。2012年講談社「ホワイトハート新人賞」を受賞しデビュー。主に中華世界やオスマン世界を舞台にした女性向けファンタジー小説を講談社X文庫ホワイトハートにて発表する。デビュー作を含めた「エルトゥールル帝国シリーズ」が人気を博し、そのうちの『囚われの歌姫』『運命の皇帝』のほか、短編『流離の花嫁』がコミカライズされている。

「2022年 『後宮の屍姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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