花の乙女の銀盤恋舞 (講談社X文庫)

  • 講談社
2.00
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062868952

作品紹介・あらすじ

スモンの姫君、ロザリーアは、まだ恋を知らない。一方、幼なじみの貴公子リクハルドは、幼い頃からずっとロザリーアのことを想い続けていた。容姿端麗、頭脳明晰、しかも氷闘の現王者、リクハルド。天が二物を与えた完璧王子なのに、内面は傷つきやすく臆病で、自分の気持ちを伝えることがどうしてもできない。
 この二人が、男女が組みになって滑る「氷舞踏」に、挑戦することになった。祖国の発展のために著名な氷闘士になるのが夢だったロザリーアは、リクハルドの恋心に気付かぬまま、無我夢中で鍛錬にあけくれる……。
 個性的な登場人物たちに彩られながら、銀盤の上の魔法が、少しづつ少しずつ不器用な二人の心を寄り添わせていく。いじらしく、可笑しく、可憐な初恋物語。

感想・レビュー・書評

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  • 作者のスケート大好きな気持ちは伝わってくるのですが、それが前面に出過ぎていてその他が全て付けたしみたいに見える。
    主人公が姫として何もしてなかったり、民の事ほぼ何も考えて無かったりするので、ただの女の子の現代物スケート物語にしといた方が良かったように思います。

  • 上手に愛を伝えられない貴公子とまだ恋を知らない姫の不器用な初恋物語。銀盤の上のダンスが、すれ違う二人の心を寄り添わせていく。

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