禁忌の花嫁 法官と宿命の皇女 (講談社X文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062869263

作品紹介・あらすじ

ハディージェは医師見習い。元宮廷医師の娘として育ったが、実際は皇位継承に敗れて命を失った皇兄の血を引くため、出自が明るみになれば幽閉か死罪になる運命だ。いまは法官アスラーンの家に身を寄せ、帝都で女医師に師事して医術を学びはじめたばかり。親同士が決めた婚約者でもあるアスラーンを意識するも、以前彼に裏切られたことが忘れられず、恋心を封印しようとしてしまう。
ハディージェの信頼を取り戻そうと口説くアスラーン。だが素直に甘えられないハディージェは彼に辛く当たってしまい…!?

感想・レビュー・書評

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  • 元宮廷医師の娘として育ったハディージェは、皇位継承に敗れて命を失った皇兄の血を引くという禁忌(きんき)の出自。公になれば幽閉か死罪になる運命なのだ。親同士が決めた婚約者である法官アスラーンに惹かれながらも、彼を自分の運命に巻き込んではいけないと頑(かたく)なに心を閉ざすハディージェ。一方のアスラーンは、かつての過(あやま)ちを償おうと懸命に気持ちを伝えるが……。互いを思うあまりに、もつれ合う二人の関係は!?

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著者プロフィール

神奈川県在住。立教大学文学部卒。2012年講談社「ホワイトハート新人賞」を受賞しデビュー。主に中華世界やオスマン世界を舞台にした女性向けファンタジー小説を講談社X文庫ホワイトハートにて発表する。デビュー作を含めた「エルトゥールル帝国シリーズ」が人気を博し、そのうちの『囚われの歌姫』『運命の皇帝』のほか、短編『流離の花嫁』がコミカライズされている。

「2022年 『後宮の屍姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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