レジェンド! 葛西紀明選手と下川ジャンプ少年団ものがたり (世の中への扉)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062870092

作品紹介・あらすじ

葛西選手が傷だらけのメダルに込めた思いは? お年玉ももらえないほど貧しかった少年時代って? 「小さな葛西たち」の強さの秘密は?
ソチ五輪で2個のメダルを獲得した、スキージャンプ・葛西紀明選手の人生と、葛西選手を育んだ下川ジャンプ少年団の子どもたちを描いた、感動のスポーツノンフィクションです。偉大なアスリートと少年少女たちの奮闘を読めば、夢に向かって頑張ることの大切さが伝わってきます。

感想・レビュー・書評

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  • 努力の人!

  • 2015年度課題図書(5&6年)

  • 長野冬季オリンピックで こんな事が 起きていたとは…葛西選手と 下川ジャンプ少年団ヒストリー…凄すぎます!!

  • 2015年度夏、第61回青少年読書感想文全国コンクール、小学校高学年の課題図書。葛西選手について最年長でメダル獲得したこと、母を亡くしたことぐらいしか知らないまま読み始めた。そのため怪我や火災による母の死、妹の難病と精神的にこれでもかというほど追い詰められた人生を歩んできたことに衝撃を受けた。度重なる試練に心を折らず、逆に悔しい思いをバネとして努力を重ねてきた彼の姿はまさにレジェンドだと思う。個人で銀メダル、団体で銅メダルを取ったときのエピソードに思わず涙ぐんだ。平昌五輪の活躍にも期待したい。

  • 2015年6月16日 朝5年生 課題図書紹介ブックトーク
    2015年6月30日 朝6年生 課題図書紹介ブックトーク

  • 2015年課題図書高学年(その4)。

  • 図書の時間に紹介する際、「レジェンドといえば?」と聞いてみたらわりとすぐに「葛西選手!」と名前が上がった。冬のオリンピック競技には縁遠い地方だけれど、葛西選手の活躍はそれだけ子ども達にも印象的だったんだろうな。スポーツ番組などで、彼の7回ものオリンピック出場やそれにまつわる苦労話は聞いていたけれど、一冊の本でまとめて読めるのはよかった。また、彼を生んだ、そして今は彼が応援している下川ジャンプ少年団の事も知ることができた。(i44)

  • 読書感想文課題図書
    葛西選手がなぜレジェンドと呼ばれるのか。年齢の壁を打ち破ってワールドカッブで優勝、オリンピックで銀メダルを獲得したからだと思っていたけれど……
    子どもたちの心にもきっとズシリとくると思います。ノンフィクションの迫力を味わえる一冊。

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著者プロフィール

城島充(じょうじま・みつる)
ノンフィクション作家
1966年、滋賀県生まれ。関西大学文学部卒業。産経新聞社会部記者を経て、2002年、ノンフィクション作家に。
児童向けの作品に、阪神淡路大震災でふたりの子どもを失った家族を取材した『にいちゃんのランドセル』、スキージャンプ・葛西紀明選手のソチ五輪までの道程と故郷の子どもたちを描いた『レジェンド! 葛西紀明選手と下川ジャンプ少年団ものがたり』(第61回青少年読書感想文コンクール課題図書)、義足でなんにでも挑戦する子どもたちと応援する大人たちを描いた『義足でかがやく』(すべて講談社)がある。一般向け作品に、『拳の漂流』(ミズノスポーツライター賞最優秀賞、講談社)『ピンポンさん』(角川文庫)などがある。

「2018年 『平野美宇と伊藤美誠 がんばれ! ピンポンガールズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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