- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062879804
感想・レビュー・書評
-
↓貸出状況確認はこちら↓
https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00172943詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<閲覧スタッフより>
「落語」とは?
江戸中期に始まった庶民的な話芸。人情ものや怪談ものなど、様々なカテゴリがあり、噺の最後に「落ち」と呼ばれる結末がつくため、「落語」と言われます。また、同じ噺でも噺家によって違ったりと、色々な楽しみ方があります。
--------------------------------------
所在記号:新書||779.1||タマ
資料番号:10191693
-------------------------------------- -
たまには「文化」的な本を読んでみようと思って、本書を手にとってみた。
「教養」といってもいきなり「クラシック」というわけにはなかなかいかないが、「落語」も専門的にみるとけっこう奥が深いと思えた。
「12人」の落語家たちは、名前だけは知っているが、直接彼らの落語はほとんど聞いたことはない。
「演芸評論家」ともなると、さすがに見る視点が深いが、その評価の内容はよくわからないと思えた。やはり、落語は評論を読むものではなく、聞くものなのだろう。
歌舞伎はこどもが継ぐのが当たり前と思っていたが、落語もこんなに二世が多いとは驚いた。才能が物を言う職業だけに、当たり外れと言っては失礼だが、なかなか苦労が多いと思う。
本書を読んで、一度は落語を聞きに行ってみたいと思ったが、やはり小生に「文化」はハードルが高い。 -
「落語」そして「噺家」への
愛情がたっぷり 伝わってくる。
ぜひ、上方編も読みたいものです。 -
地元の図書館で読む。正直期待はずれでした。理由は簡単です。通のための本なのです。素人には難しいです。たい平の部分です。芸が荒れといると指話している。多分、正しいと思います。多くの素人は実感できません。具体例が必要です。昇太さんの部分は実感できます。決定的な仕事がないのです。オールナイト日本は失敗でした。他の番組も同様です。正直面白くないのです。喬太郎さんの評判は良いですね。一度聞いてみたいです。デジタルペンは慣れです。うまくいくと、いいですね。どうなるでしょう
-
平成のこれからを担う落語家を紹介。
どちらかといえば辛口の評論。 -
[ 内容 ]
落語はとにかく聴けばいい。
それは事実だ。
しかし、知っておいた方がいいことだって沢山ある。
今後注目すべき噺家はいったい誰なのか?
平成落語の現状を論じ、その本質を掴みだす!
[ 目次 ]
立川談春―今、あらためて考えてみたいこと。談春はほんとうに名人なのか?
柳亭市馬―落語の基準点。実は柳家小さんに一番近い落語家
柳家花緑―はたして花緑の落語はおもしろいのか?七代目小さんへの険しい道のり
三遊亭白鳥―落語界の救世主!?キーワードは“われわれも体感する日常の緊張感”
立川志の輔―“志の輔らくご”という、既存の落語を凌駕するボーダレス話芸
柳家喬太郎―とどまることを知らない才能の泉は、実は緻密な博打打ち
春風亭昇太―名言“落語は漁師”。だからこそ、『笑点』には染まらないでもらいたい
林家たい平―偉大なるマンネリズム『笑点』と林家一門が再生する将来性
林家正蔵―ただいま醸成中。襲名以降に見えてきた正蔵「らしさ」
笑福亭鶴瓶―狭くて広い落語界の中で、鶴瓶が次に打ち出す企画とは?
春風亭小朝―小朝が用意する次の手の内とは?落語ファンが望む落語へのカムバック
「二世落語家」―やっと出た将来性豊かな二世たち。有望な若手を先物買い
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
落語論、というだけあって論じている。いまをときめく12人の落語家たちについて、細かく論じている。襲名の舞台裏事情や、私生活のことやら、まあそれはそれでおもしろいかもしれないが、掘り下げすぎというか、詳しく分析しすぎてて、ちょっと鼻につく。全く知らない人が読んだら、先入観を持ってしまうような。落語は理屈じゃなくて、もっと気楽に各々の感じ方で楽しんだらいいんじゃないの。と思う。
-
府立図書館にもあり