- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062879958
感想・レビュー・書評
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地理好きにはたまらんね
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<目次>
第1章 線路を観察する
第2章 いかに山を越えるか、いかに曲がるか
第3章 車窓から見えるもの
第4章 「路線」を知る
第5章 鉄路でたどる鉄道史
<内容>
地図の専門家による、日本の鉄道を分析した本。大変真面目に語られている。「鉄オタ」なら(たぶん、乗り鉄や配線鉄、歴史鉄かな?)面白いと思うが、2009年刊なので、もう古い話がチラホラ(札沼線の話や京急蒲田のあたりとか…)。
逗子市立図書館 -
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筆者は鉄道マニアだけど列車ではなくむしろ地図の専門家。タイトルのように、車両などの設備ではなく線路を中心に語られた鉄道ものだ。様々な路線がいかにして計画され、どのような困難を経てレールが敷設されたかという観点から掘り下げて行く。
ありそうでなさそうで、探せばあるんじゃない?とも思いますが、それなりに面白く読めました。ややテーマは散漫になっている感じもしましたが、軽い読み物としては充分でしょう。 -
線路のことなら何でも、という感じです。お約束のスイッチバックやループはもちろん、勾配、カーブ、橋、トンネルから、路線名、路線の付替え、果ては引込み線までトリビア満載です。
川端康成の「雪国」のトンネルの話が載っていますが、今まであの列車は汽車だと思ってましたが、実は電車だったのですねぇ。この本で初めて知りました。 -
線路を愉しむものである。中身を余り覚えていないがおそらく線路ができた経緯とかを語っているのであろう。まかり間違っても私の会社の同期のように、10番クロッシングを見てテンションを上げるようなことではないと思う。
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ここで紹介されている、路線。乗りに行きたくなってしまいました。
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鉄道についての雑学などが、とても、丁寧に書いてあります。
電車に乗って旅行したくなります。
車窓からの地形のことなども楽しい。
個人的に一番気に入ったところは、八高線の横田基地の辺の記載です。 -
表題は「線路を楽しむ」とつけられているが、内容はほ「地形」についての話である。だから面白くないというわけではない。様々な鉄道関係の著作があるが、(主として)地形に着目しているのは、私が知る限りではほかにないと思う。等高線入りの鉄道地図というのを目にすることはあまりないので、鉄道の路線が描く形に殊更興味を持つことはあまりないのだが、本書によって、むしろ地形を考えながら路線図をみることは非常に面白い作業であることを痛感した次第である。