世界の野菜を旅する (講談社現代新書)

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  • 講談社 (2010年6月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784062880558

作品紹介・あらすじ

美味しい料理法から野菜の起源まで──この一冊であなたも野菜通! イギリスで教えられたレタスの活き作りとは? 中東で供された驚きのナス料理とは? 野菜がもつ物語を知れば、さらに美味しく食べられる。世界中の野菜を知り尽くす!


起源、伝播の歴史から、美味しい料理法まで
世界各国の野菜を知り尽くす一冊!

第1章 赤ん坊はキャベツから生まれる 
第2章 ジャガイモがタラと出会った日 
第3章 トウガラシはなぜ辛いのか 
第4章 ナスは貧乏人が食べる 
第5章 サトイモのナショナリズム 
第6章 テンサイがつくった砂糖

みんなの感想まとめ

多様な野菜の起源や歴史、そして美味しい料理法を探求する一冊です。地理や歴史、人物とのつながりを通じて、野菜にまつわる深い知識が得られ、読者はその魅力に引き込まれます。旅や料理、野菜を愛する人々には特に...

感想・レビュー・書評

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  • 借りて読んだが、手元に置きたい・・・!
    内容が濃すぎて、読んでも読んでも抜けてしまう・・・
    地理と歴史と人物とのつながりに、ほーっと思うことが多く、自分の言葉にして話したいと思う事柄がいっぱいの1冊でした。

  • キャベツ、ジャガイモ、唐辛子、胡椒、茄子、里芋、砂糖大根(番外的に鱈も)の旅。
    茄子のキャビアや本場のブイヤベースの描写に涎が。

    マホメットが甘党故にアラブの菓子が甘いと初めて知り、フランスの港、ロリアン L'Orient→the orient/東方港との記述にハッとした。

    <その他の書籍紹介>
    https://jtaniguchi.com/tag/%e6%9b%b8%e7%b1%8d%e7%b4%b9%e4%bb%8b/

  • 旅を愛し、料理を愛し、何より野菜を愛する者なら必ず好きになる一冊!『レタス』という名前にはラテン語である意味がある、等の野菜にまつわるエピソードが盛りだくさんで読んでいて楽しくなります!

  • キャベツ、ジャガイモ、ナス…。旅で出会った野菜を自らの農園ヴィラデストで栽培している玉村豊男さんによる、お馴染みの野菜の起源、伝播の歴史から、野菜の調理方法まで、野菜についての薀蓄がつまった一冊。
    ひとつの野菜がその土地に会った姿に変化しながら、世界中に広まった経緯を知ると、野菜を食べるのがますます楽しくなります。

  • 「世界史を大きく動かした植物」関連本。
    「料理の四面体」の玉村豊男さんによる野菜のルーツにまつわるエッセイ。

    キャベツ、ジャガイモ、タマネギ、ピーマン、ナス、キュウリ、サトウキビほか、野菜伝播の歴史と各地の料理の蘊蓄がユーモアあふれる文体で綴られる。歴史にタラレバはないと言うけれど、あの人があの野菜を持ち帰らなければ、とか、あの国がこの香辛料のために島を植民地にしなければ、とかいろいろ想像すると楽しい。

    ある地域の食文化が、どの程度その野菜を受け入れるかは論理的に推し量ることができないのでは、と著者は言う。好き嫌いとか偶然がつみかさなって、歴史や文化がつくられるおもしろさを知った本。あと各地の料理レシピが美味しそう。

  • 図書館で借りた。
    「この一冊で野菜通」との宣伝文句あるが、一通り野菜を知った上で、海外の野菜も知れるような本。
    都合により最後まで読まなかったが、また読みたいとは思っていない。

  • じゃがいもやトウガラシ、ナスやキャベツなど、様々な野菜の原産地を巡る旅。この野菜はどこで、昔はどのような形で、どのように食べられていたか。
    非常に面白い本でした。

  • キャベツ、ジャガイモ、トウガラシ、ナス、サトイモ、テンサイ(砂糖)など、普段身近な野菜が原産地から世界に伝播して行った歴史を、著者の実体験も交えて詳しく解説した博物誌的な本。

    原種の野菜が、人間の欲望によって、どのように手が加えられて現代のような姿になり、その過程で人々や地域や国家にどんな影響を与えてきたのか。特に最後の章における、テンサイから作られる砂糖が西洋諸国家を見苦しく自分勝手な係争に巻き込んでいったくだりは、普段語られることの少ないレアな歴史観が分かって面白かった。

    学術書のような堅苦しさがなく、軽いエッセイのような語り口が読みやすい一方で、それがゆえに、非常に意味の深い貴重な情報がすいすいと頭に入って来づらいのがもったいなくて、逆にはがゆいと感じた点。メモを取るなり、情報を別途整理し直す作業でもすれば、後で役立てられるような形で記憶にとどめておくことも可能であろうが、そこまでするマメさもない怠惰な読書人としては、緩やかに好感を持って読後評とさせて頂く。

  • いや、面白い本でした。野菜…と言いながら魚やスパイスなど野菜以外の食材の話も結構出てくるのですが…についての蘊蓄に著者の旅の思い出としての随筆的が散りばめられているような内容。

    1つ気になったのは、アメリカに関して「エダマメはなぜ普及していないのだろう」と書かれている点。2010年の発行の本なのだけれど、今ではEdamameは英語として通用するくらい普及していて、冷凍パックだけでなくサラダバーにもほぼ必ずあるし、ファミリーレストラン的なところでもさやに入ったままのまさに日本の居酒屋で食べるエダマメがメニューにあるところも少なくないので、アメリカで枝豆が普及したのはわずかここ数年のことなのだろうか。

  • 数少ないヨーロッパ旧大陸原産の野菜であるキャベツは、タマネギ、ニンニク、ソラマメとともに、近世に至るまでの、彼らの日常の暮らしを支えたのであった。

  • 世界の野菜のルーツをたどる旅の本。
    単なる野菜のうんちくだけでなく、その土地ごとで野菜がどう食されてきたか、人間と野菜の長年に渡る付き合い方を知れる本です。出てくる料理がおいしそうで旅したくなります。

  • 世界の野菜の歴史。

    野菜の歴史よりも世界の郷土料理の描写が素晴らしく、とってもお腹がへってくる。

    とくにブイヤベースの章がおもしろく、自分自身やってみたくなった。野外バーベキューより、野外鍋。これは流行るんではないか。

    こういう内容でもっと日本の農家におとしこんだ本があれば読んでみたい。

  • 普段食べている野菜のルーツがいろいろ紹介されている。ナスの原産地は南米だと思い込んでいたが、インドあたりであるとか、日本に白菜が入ってきたのは案外最近で、むしろキャベツの方が早かったとか、知らない話、意外な話が多かった。普通の世界史とは違う切り口が楽しめる。

  • S383.8-ゲン-2055 300121092

  • 著者の主観や思い出を交えながら、いくつかの野菜について、各国での食べられ方や扱われ方、伝播の歴史などが書かれている。

  • 資料番号:011157724
    請求記号:383.8タ

  • 所在: 展示架
    請求記号:383.8||Ta78
    資料ID:11000741

  • 野菜人類学って感じ。読む前よりだいぶ野菜に興味が持てるようになった。

  • 旅好き、料理好きの人には、とても楽しめるオススメの一冊。

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著者プロフィール

エッセイスト・画家。1945年東京都生まれ。東京大学文学部仏文学科卒。パリ大学留学。長野県東御市にて、2003年「ヴィラデスト ガーデンファームアンド ワイナリー」、2015年「アルカンヴィーニュ/ 千曲川ワインアカデミー」を設立。著書には、『料理の四面体』『食の地平線』『玉村豊男 パリ1968-2010』『ヴィラデストの厨房から』『今日よりよい明日はない』『絵を描く日常』『旅する人』『花摘む人』『ぼくのワインができるまで』『玉村豊男のコラム日記』、翻訳『美味礼讃』(ブリア=サヴァラン)ほか多数。画集には『HARVEST』『GARDENS』『PARIS パリの美しい9月』『ヴィラデスト 里山の花暦』 ほかがある。

「2026年 『ブドウ畑の傍らで暮らす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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