幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062882385

作品紹介・あらすじ

ロボットと脳の研究者でもある著者が幸福をロジカルに面白く解き明かす。人生のみならずビジネスでも注目される「幸福学」とは何か。

感想・レビュー・書評

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  • 幸せの4因子。シンプルだけど日々、活動をするときに意識しています。


  • 前野 隆司
    1962年山口生まれ。広島育ち。84年東工大卒。86年東工大修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、慶應義塾大学理工学部教授、ハーバード大学客員教授等を経て、2008年より慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント(SDM)研究科教授。2017年より慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼任。2024年より武蔵野大学ウェルビーイング学部長兼任予定。研究領域は、ヒューマンロボットインタラクション、認知心理学・脳科学、心の哲学・倫理学から、地域活性化、イノベーション教育学、創造学、幸福学まで。主宰するヒューマンラボ(ヒューマンシステムデザイン研究室)では、人間にかかわる研究なら何でもする、というスタンスで、様々な研究・教育活動を行っている。著書に、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房)、『幸せのメカニズムー実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『幸せな職場の経営学』(小学館)、『ディストピア禍の新・幸福論』(プレジデント社)、『ウェルビーイング』(日経文庫、妻のマドカとの共著)などがある。

  • 自己実現と成長
    感謝と他者との繋がり
    前向きな楽観的な思考性
    マイペースで独立

    幸福を単純にモデリングするとどんな要素が数値的に確からしいかを明文化しており、人生の目指すべき方向性が明らかになった

    地位財をほどほどにし、非地位材の最大化を目指す人生にしようと思った

  • 幸せのメカニズムを理解し実践したい人の参考になる一冊。カネ、モノ、名誉といった「地位財」では束の間の満足しか得られないということは、なんとなくわかっていても、それらへの欲求に捕らわれずに生きることは難しい。著者は「地位財」と、自己実現や人とのつながりといった「非地位財」への欲求のバランスを取ることを提唱する。
    著者はさらに、人の人生と国家の成長にアナロジーを見い出し、今後の日本は成長より成熟、経済発展より文化力向上を目指すべきと説く。
    データサイエンスである幸福学の入門書としても学びがある。(フィロソフィーである幸福論とはアプローチが異なる。)

  • 幸せのメカニズムがわかれば、幸福に一歩近づけるはずだ!

    っていう考えで研究してる方の本でした。

    なるほどなぁ。ってくらいに、間違った幸せを追いかけてる人の多いことに気がつかされた。

    そうだよね、お金ほしい、あれ欲しい、これもあれもって人ってやけに幸せそうじゃない人多いよね。
    この目に見えるものに幸せを見出そうとすることは、幸福にはなり得ず、それよりも、一心に打ち込めるようなものを持った人のほうが幸せになりやすいと。

    それ。ホントにそうだよね。笑!!!

    そして、映画とかドラマとかテレビとか本もそうだけども、見るより作るほうが幸せになれるそう!!!!それも、またわかる!!!!!!

    本は読むのも楽しいけど、それを人に伝えるほうが楽しいんだよなぁ。これなんかわかる!!!!
    ピアノも下手くそだけど、すごいピアノの人の動画で見て、全然弾けてない自分にがっかりするけど、それでも自分で弾けた時の方が嬉しすぎる、笑!!!!!!

    それなんだろうなぁ。それ、わたし実践できてるから幸福度高めなのかなー嬉しいなー嬉しいなー笑

    えみちゃんはひまっていう言葉持ってないよね。

    って言われたことあるくらいやりたいことに囲まれてるって。もしかしたらものすごい幸せなことなのかもしんないなぁ。

  • ためになった。

    自分は結構幸福の因子が強いとおもったが、それがどれも当てはまらない人も思いあたり、そういう人はどうすればいいかなと思った。

    あまり趣旨とは関係がないが、守破離からとても学ぶところがあった。

  • 四葉、変人、共創

  • 幸福とは自分でコントロールできるものだった! 幸せの測り方、幸せの4つの因子、成熟と幸せ…。幸福学の研究者であり、脳・ロボット学者でもある著者が、幸せのしくみをロジカルに面白く解き明かす。【「TRC MARC」の商品解説】

    関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB40199173

  • 最後の幸せカルタ、思い返すのに役立ちそうです。
    私自身、「他人と比べない」以外は、幸せ要因が高かったので、他人とどうしても比較してしまう自分を捨てたい!かな。

  • 4つの因子=やってみよう因子、ありがとう因子、何とかなる因子、私らしく因子
    を大事に過ごしていくことが幸せの鍵だということ。地位財はそこそこにして非地位財(健康とか愛情とか)を大事にしないとね。
    毎日幸せだったかどうかをチェックすることカレンダー⭕️❌法も面白そう!

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著者プロフィール

慶應義塾大学SDM研究科教授・ウェルビーイングリサーチセンター長、一般社団法人ウェルビーイングデザイン代表理事。1962年山口県生まれ東京工業大学理工学研究科機械工学専攻修士課程修了、キヤノン入社。カリフォルニア大学バークレー校Visiting Industrial Fellow、慶應義塾大学理工学部専任講師、同助教授、同教授を経て2008年より現職。『幸せのメカニズム―実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『幸せな職場の経営学』(小学館)、『ウェルビーイング』(前野マドカ氏との共著・日経文庫)など書著多数。

「2023年 『実践!ウェルビーイング診断』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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