- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062883375
作品紹介・あらすじ
『臨済録』は禅の基本中の基本の書物です。しかし、語られる内容が矛盾とパラドクスに満ちているために、一般人にとっては非常に理解のしがたい書物になっています。本書では、長年この書に親しみ、自らもそれを指針として禅の修行に励んできた臨済宗の最高峰の一人である高僧が、「ぶっちゃけトーク」も交えながら、やさしくその真髄を語ります。読後にはすがすがしい一陣の風が読者の中を吹き抜けることでしょう。
感想・レビュー・書評
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https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/689742詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
“禅”について少しでも見識を深めたいと思い、だいぶ前に岩波文庫の「臨済録 (入矢義高)」を読んだことがあるのですが、ほとんど理解できませんでした。
ということもあって本書を手に取ってみました。結果は・・・、見事に“返り討ち” にあった気分です。やはり駄目でした。
宗教という捉え方ではなく「仏教哲学」として理解しようとすると、やはり「心」ではなく「頭」で受け取ってしまいます。そうすると、如実に、基礎知識や思考能力の欠如が顕かになってしまいますね。臨済師(有馬師)が言わんとすることが、全く頭の中で「論理的」に整理できないのです。かといって、教えの“本質”をザクっと捉えられるかというと、それこそキャパシティオーバーで・・・、というか、どこから近づけばいいのかすら「???」という情けない様なのです。 また、少し間をおいてチャレンジしてみましょう。 -
神戸?の僧侶が面白い
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「臨済録」について禅宗の高僧がどんな話をするのか、この人の場合は……という感じ。対話形式なので素朴な形で質問したり応えたり。どういう人なのかも冒頭にあるので人を踏まえて読むことができる。
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2015年12月新着