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- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062901840
作品紹介・あらすじ
「動物文学」というカテゴリーを確立し、国民の支持を得た戸川幸夫の原点ともいうべき自伝的小説。もの心つく前から動物好きであったという著者が、さまざまな気質の犬と育った九州の幼い頃から、運命的な犬との出会いをする旧制高校時代までを、愛情を持った動物への的確な観察眼で描き切る。それは犬への鎮魂歌であると共に己の成長の証であった。
感想・レビュー・書評
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こよなく動物と自然を愛し続けた著者の自伝的小説。
少年から青年へと成長していく過程でさまざまな犬との出会いと別れを綴った作品。
この犬の名はジャックといった。
ドイツ人が飼っていたのに
ジャックという名は不似合だが、
どうしてだろうと疑問をもつ者は一人もいなかった。
P79〜80より
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