モームの問題劇を名翻訳者が訳し下した待望の書。穏やかな上流家庭の情景が一転、推理劇に。真の愛とは何か、幸福とは何かを問う傑作
モーム W. Somerset Maugham 20世紀を代表するイギリス人作家のひとり(1874-1965)。 フランスのパリに生まれる。幼くして孤児となり、イギリスの叔父のもとに育つ。 16歳でドイツのハイデルベルク大学に遊学、その後、ロンドンの聖トマス付属医学校で学ぶ。第1次世界大戦では、軍医、諜報部員として従軍。 『人間の絆』(上下)『月と六ペンス』『雨』『赤毛』ほか多数の優れた作品をのこした。 「2013年 『征服されざる者 THE UNCONQUERED / サナトリウム SANATORIUM 』 で使われていた紹介文から引用しています。」