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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062920230
作品紹介・あらすじ
「三経義疏」は聖徳太子の自筆か。正倉院に蔵された書のなりたちとは。空海の最高傑作「風信帖」の理念。天才児・小野道風の感性-漢字が日本に伝わり機能しはじめる飛鳥時代から、本格的に和様が完成される平安中期まで、書法にこめられた造形性とはどのようなものだったか。書道史上に残る逸品を解析しつつ、書と漢字の受容と展開をあとづける。
感想・レビュー・書評
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ふうう、やっと読了。理解できていないけど面白かったのは確か。中国の書法と和様の書法との相違、受容の歴史か浮かび上がる。名筆とされるものを題材に推理小説を読むような思いも。
巻末に索引が有るのが有難く、今後、書の歴史の本を読む時は横に置いておきたい。現在、同じ著者の『現代筆跡学序論』を鞄に入れている。一部重複する部分有るが、日本人の「書く」こと、文字に関してのまた違ったアプローチを行っている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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