恐竜の骨をよむ 古脊椎動物学の世界 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062922494

作品紹介・あらすじ

太古の地上を闊歩した恐竜たち。近年の発見や研究の飛躍的な進捗は、従来の恐竜像を次々と書き換えている。地中から発掘されるバラバラの骨から、見る者を圧倒する巨大な骨格はどのようにして復元され、生時の姿を推定することが可能になるのか。本書は、比較解剖学、機能形態学を駆使して現生の脊椎動物類と比較検証し、恐竜の運動能力や生活のさまを明らかにする。最新の知見にもとづき、「復元」の視点から描き出す恐竜の実像。

著者プロフィール

犬塚則久 1948年生まれ。動物形態学者。京都大学大学院で動物の化石の研究を学び、東京大学で人体解剖学を教えた。いまは古脊椎動物研究所の代表。理学博士。哺乳類の骨や歯の化石の形をいま生きている動物と比べたり、働きを考えたりしながら、それがどんな動物だったか復元しようとしている。 子どもにむけた共著に『ぼくらの野尻湖人』(講談社)、『絶滅した日本の巨獣』(築地書館)、一般にむけた単著に『恐竜の骨をよむ』、『「退化」の進化学』、『ヒトのかたち5億年』など。絵本は本作がはじめて。

「2018年 『しっぽがない!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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